- LINEMO(ラインモ)と楽天モバイルを徹底的に比較しています
- オトクなのは楽天モバイルですが、使えるエリアと品質に不安が残る
- メイン回線として楽天モバイルを使うのはまだ危険です
「ソフトバンクの『LINEMO(ラインモ)』と楽天モバイルってどっちがいいですか?」
ソフトバンクの新料金プラン「LINEMO(ラインモ)」を検討している人から多い相談が「楽天モバイルとどっちが良いのか?」です。
多くのサイトでは「楽天モバイル」を推していますが、信頼性を重視する弊社がLINEMOより楽天モバイルを推すことはありません。
楽天モバイルをおすすめしない理由
- 3大キャリアのような安定性、品質にはほど遠い
- なにかあった際のサポートに不安が残る
- 使えるエリアが狭すぎる
特に3番目の「使えるエリアが狭すぎる」という点が「LINEMO」と比べると非常に劣ります。
もちろん、住んでいる場所や使い方によっては「楽天モバイルがベスト」となる場合もあるので、そのあたりは本文にて詳しく説明しますね。
記事後半で紹介していますが、楽天モバイルはポケット型WiFiとして使うのが一番正解なのです。
では、現状「LINEMO」が非常に優れているのか言うと、そうでもありません。
弊社としては「一部の人にはLINEMOをおすすめする」といった位置づけで考えています。
LINEMOをおすすめする人
- ある程度のトラブルは自分で調べたり、解決ができる
- ソフトバンク回線を使いつつ、料金を安くしたい
- 毎月20GBあれば十分足りる
- ソフトバンク光を使っていない
特に「ある程度のトラブルは自分で調べたり、解決ができる」という部分が重要です。
というのも、「LINEMO」に乗り換えると「ショップや電話のサポートが受けれなくなる」という大きなデメリットがあります。
「どこからどこまでサポート不可」なのか詳しい線引はまだまだ少しあやふやなようですが、よくある「スマホの使い方を教えてください」とか「◯◯ってなんですか?」といった類のサポートはできなくなると考えて良いでしょう。
つまり、今後スマホを使っていて何かしらトラブルが起きたとしても、誰も助けてくれなくなります。
少なくとも、ここ1~2年の間にショップや電話などでサポートをお願いしたことある人にはおすすめできません。
なにかあっても自分で調べて解決できる人でないとLINEMOの利用は難しいのです。
チャットのサポートはあるので、チャットサポートを活用できる人であれば特に問題はないと思います。
また、LINEMOに乗り換えてしまうとソフトバンク光とのセット割引がなくなるため、トータルで見るとあまりオトクになりません。
※セット割引は1台あたり1,100円安くなっていたが、それが全てなくなる。
さらに、月額550円だったオプションパックが通常価格の2,115円に戻ってしまうため、ソフトバンク光自体が1,565円高くなるという落とし穴もあります。
ソフトバンク光とのセット割引を継続させたいのであれば、スマホ代も安くなるワイモバイルに乗り換えるのが正解です
ということで、ソフトバンク光の契約がない人、およびこれまで特にショップや電話サポートを必要としてこなかった人であれば、LINEMOに乗り換えても大丈夫です。
20GB+LINE使い放題(ギガフリー)がついて月額2,728円ですから、とにかくオトクであることは言うまでもありません。
「月50GBないと困る!」というヘビーユーザーはソフトバンクのままでいましょう。
ソフトバンクの「LINEMO」にするか、楽天モバイルにするか。
どちらが自分にとって本当に最適なのか、より詳しく解説をしていきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
LINEMOではスマホ端末の購入(機種変更)ができません。
ソフトバンクから乗り換えを検討している方は、ソフトバンクオンラインショップ にて機種変更をしてからLINEMOへ乗り換えましょう。
>>ahamo、povo、LINEMO、楽天モバイルとの比較はこちら
公式サイトと乗り換え方法はこちら
LINEMO(ラインモ)と楽天モバイルを料金・スペックを比較
まずはこちらの比較表をご覧ください。
LINEMO(ラインモ)と楽天モバイルの比較表
ソフトバンク「LINEMO」 | 楽天モバイル | |
契約の縛り | なし | |
月額料金 | 2,728円 | 1GBまで:0円 3GBまで:1,078円 20GBまで:2,178円 無制限:3,278円 ※3ヶ月無料 |
使用回線 | 4G/5G | |
データ容量 | 20GB | 無制限 (実は1日10GB?) ※パートナー回線は5GBまで |
超過後の速度 | 1Mbps | 1Mbps (パートナー回線) |
使用可能エリア | 広い | 狭い |
通話 | 5分かけ放題:+550円 かけ放題:+1,650円 | かけ放題 ※専用アプリ使用時 |
事務手数料 | 無料 | |
メールアドレス | なし | なし ※2021年夏頃提供予定 ※MVNOから移行の場合のみ引継可 |
テザリング | 無料 | |
留守番電話 | なし | 無料 |
店頭サポート | なし | あり |
契約手続き | オンライン | 店頭/オンライン |
支払方法 | クレジットカード | 口座振替 クレジットカード 楽天ポイント |
端末の購入 | なし | あり |
SIMロック解除 | 必要 |
ソフトバンク「LINEMO」と楽天モバイルの料金やスペックの違いを一つずつ噛み砕いていきましょう。
LINEMOと楽天モバイルを比較
使えるデータ容量と料金を比較
まずは使えるデータ容量と料金を比較しましょう。
LINEMO(ラインモ)と楽天モバイルを比較
「データ容量と料金」
LINEMO | 楽天モバイル | |
---|---|---|
データ容量 | 20GB | 無制限 (1日10GBという口コミあり) ※実質約300GB ※パートナー回線は月5GBまで |
月額料金 | 2,728円 | 1GBまで:0円 3GBまで:1,078円 20GBまで:2,178円 無制限:3,278円 ※3ヶ月無料 |
通話代 | 5分かけ放題:+550円 かけ放題:+1,650円 | 通話アプリ使用で「かけ放題」 |
データ容量も料金も「楽天モバイル」の圧勝です。
通話に関してもRakuten Linkアプリを使用することで無料でかけ放題になります。
楽天モバイルはデータ使い放題を謳っていますが、実際には「1日10GB」を超えると、速度制限がかかるようです。(口コミ多数)
そのため、実質約300GB(10GB×30日)と表示しています。
20GBで使える目安
LINEMOのデータ容量「20GB」で、どれくらい使えるものかをチェックしておきましょう。
「意外と使える?」それとも「意外と少ない?」
感じ方は人それぞれかもしれませんね。
「一人暮らしで20GBだと足りないだろうなぁ」という方は、別でポケット型WiFiを持つことをおすすめします。
どちらにしてもiPhoneのアップデートなどにWi-Fiが必要となるので、一石二鳥ですよ。
今ならオトクに申込可能です。
楽天モバイルは月額3,278円でギガ無制限で使える
LINEMOは月額2,728円で20GBまでしか使えませんが、楽天モバイルなら月額3,278円でギガ使い放題(無制限)となっています。
さらに、段階制の料金プランなので使用量が1GB未満だった場合は、なんと0円(無料)です。
LINEMOと同じ20GBまでであれば月額2,178円となっているので、600円もオトクに使うことができます。
LINEMOはLINEアプリがギガフリー
LINEMOはLINEアプリに関しては一切ギガを消費しない「ギガフリー」となっています。
トークも通話もビデオ通話も「ギガフリー」です。
仮に20GBを使い切ったとしてもLINEアプリに関しては「通常速度」で使い続けることができるようになっています。
とはいえ楽天モバイルはそもそもギガ無制限なので、どちらがオトクかと言えば楽天モバイルにはなります。
通話アプリと料金について
LINEMOはかけ放題がオプション扱いとなっているため、別料金となっています。
楽天モバイルは「Rakuten Link」という通話アプリを使用して電話をかけることで、どれだけ使っても無料になっています。
「Rakuten Link」はネット回線を利用した通話アプリのため、ネット環境が悪い(電波が悪い、速度が遅い)場合は通話ができない場合があります。
通常の音声通話を使用する場合は、30秒で22円です。
データ容量や料金的には楽天モバイルの方が優れていると言えます。
使えるエリアを比較
続いては使えるエリアを比較してみましょう。
LINEMO(ラインモ)と楽天モバイルを比較
「使えるエリア」
LINEMO | 楽天モバイル | |
---|---|---|
使えるエリア | ほぼ全国 | 一部の都道府県に限る (主要都市が中心) |
注意点 | 一部使えない場所もある | エリア外ではau回線を使います (1ヶ月5GBまで) |
使えるエリアとしては「LINEMO」の圧勝です。
楽天モバイルが使えるエリアは正直まだまだ狭く、いわゆる主要都市でないと使えません。
楽天モバイルのエリア外はau回線を使う(5GBまで)
楽天モバイルの場合、エリア外に関しては「au回線」を使用してインターネットができます。
ただし、1ヶ月目で5GBまでという制約があるので、使い放題ではありません。
5GBを超えてしまうと、回線速度が「1Mbps」まで低下していまいます。
LINEMOも20GBを超えると、速度が「1Mbps」に低下します。
超過後の速度「1Mbps」とは?
「1Mbps」という速度は、どれくらい遅いのでしょうか。
一般的な制限中の速度は「128kbps」でして、この速度では「何もできない」というのが正直なところ。
ですが「1Mbps」であれば「ある程度」のことはできます。
例えば、LINE通話、YouTube(360p)の視聴、SNSの閲覧といったことなら、十分に利用可能です。
<動画で1Mbpsを検証する>
「めちゃくちゃ快適」とは言えませんが、これくらいの速さで使えるのであれば「そこまで気にならない」のではないでしょうか。
「1Mbpsでも問題ない!」という方であれば、LINEMOは月額2,728円でほぼ使い放題になります。
メールアドレスを比較
続いてはメールアドレスについて比較してみましょう。
LINEMO(ラインモ)と楽天モバイルを比較
「メールアドレス」
LINEMO | 楽天モバイル | |
---|---|---|
メールアドレス | なし ※@softbank.ne.jpのアドレスは付与されない | なし ※2021年夏頃提供予定 ※MVNOから移行の場合のみ@rakuten.jpのアドレスが使える |
注意点 | Gmailなどは使える | 自分で登録しないといけない |
「LINEMO」では、これまでソフトバンクユーザーに付与されていた「@softbank.ne.jp」や「@i.softbank.jp」のメールアドレスが使えません。
つまり、キャリアメール自体が存在しなくなるのです。
代わりにGmailなどを使うようにしましょう。
楽天モバイルはMVNOから移行した場合にのみ「@rakuten.jp」のメールアドレスが使えます。
新規で楽天モバイルに契約された方には「@rakuten.jp」のメールアドレスが付与されませんので、お気をつけください。
とはいえ、こちらの「@rakuten.jp」のメールアドレスは、いわゆる「キャリアメール」とは仕組みが異なるので、「キャリアメールでしか登録できないサービス」には使えないことが多いので注意が必要です。
これを機にGmailなどの一般的なメールアドレスをメインで使うように変更することをおすすめします。
楽天モバイルでは2021年内にキャリアメールを提供予定でいます。
サポートを比較
両社のサポートについて比較しましょう。
LINEMO(ラインモ)と楽天モバイルを比較
「サポート」
LINEMO | 楽天モバイル | |
---|---|---|
店頭サポート | なし | あり |
電話サポート | なし | あり |
チャットサポート | あり | →現状使えない |
「LINEMO」一番の注意点がサポートです。
これまでのような「ソフトバンクショップ」「カスタマーサポート」による、有人サポートは一切受けられなくなります。
用意されるサポートは「チャット」のみなので、苦手な方からすると一大事です。
なにかあったときに助けてもらわないと困るような方は、LINEMOへの移行を考え直した方がいいかもしれません。
楽天モバイルはチャットサポートが使えなくなっている
楽天モバイルは全国に600店舗構えています。
ソフトバンクに比べると少なめではありますし、主要都市に集中している感も否めません。
また、電話サポートもありますが、なかなか繋がらないのが現状です。
先日電話をかけた際は1時間経ってもつながらないため、諦めて切りました
さらに、現在ではチャットサポートも使えなくなっています。
なにか困ったことがあっても、どこへも相談できないのが現状です。
問い合わせフォームも見つかりませんでした。
ご存知の方はご一報いただけますと幸いです。
頻繁にショップへ行っている方は要注意
個人的には機種変更以外でショップへ行く機会はほとんどありません。
機種変更も本当はオンラインでできるのですが、色々と付き合いがあるため店舗へ出向いているだけです。
私と同じような方であれば「LINEMO」にしても問題ないと思います。
ただし、何かしらの理由で頻繁にショップへ行かれている方は注意が必要です。
「操作方法がわからない」「スマホが動かなくなってしまった」といった場合でも、ショップやカスタマーサポートは受け付けてくれなくなります。
基本的にWEBからのオンライン手続き一択となりますので、心配な方は「LINEMO」にするべきではないでしょう。
現状では楽天モバイルも電話やチャットサポートが機能していないので、ある意味LINEMOより酷い状態だと言えます。
ショップのサポートを残しつつ毎月の料金を安くしたいのであれば、やはりワイモバイルにするのが一番でしょう
支払い方法を比較
最後に支払い方法について比較しましょう。
LINEMO(ラインモ)と楽天モバイルを比較
「支払い方法」
LINEMO | 楽天モバイル | |
---|---|---|
支払い方法 | クレジットカード | 口座振替 クレジットカード 楽天ポイント |
LINEMOはクレジットカード払いと一部のデビットカードのみの受付となっています。
口座振替での支払いはできません。
※将来的に可能になる予定です。
楽天モバイルは、口座振替とクレジットカードに加えて、楽天ポイントでの支払いもできます。
以上がLINEMOと楽天モバイルの比較でした。
続いて、LINEMOと楽天モバイル、それぞれの注意点・デメリットについて確認しておきましょう。
LINEMO(ラインモ)の注意点・デメリット
まずは「LINEMO」の注意点・デメリットから確認していきます。
基本的に、既存のソフトバンクプラン(メリハリプランやギガモンスター)と比べたときに「何が劣るのか」がポイントとなっています。
LINEMO(ラインモ)の注意点・デメリット
- ショップや電話サポートが使えない
- ソフトバンク光とのセット割引が使えない
- 家族割引が使えない
- キャリアメールが使えない
- 留守番電話や着信お知らせサービスが使えない
ショップや電話サポートが使えない
これまで当たり前のように使えていた「ソフトバンクショップ」や「カスタマーサポート」でのサポートは受けられなくなります。
機種変更、修理・故障、操作方法といったものは、全てオンラインからの手続きしかできません。
ソフトバンク光とのセット割引が使えない
「LINEMO」では、ソフトバンク光とのセット割引、およびNURO光とのセット割引がなくなります。
スマホ1台につき1,100円割引されていたのがなくなるのは、一見するとかなり大きいですよね。
とはいえ、ソフトバンクスマホとLINEMOの差額を考えれば、それほど大きな痛みではありません。
ただし、問題なのはセット割引だけではありません。
ソフトバンク光ユーザーの場合、これまで月額550円になっていた「オプションパック」も通常価格の2,115円に戻ってしまうため、結果としてソフトバンク光が1,565円も高くなってしまうのです。
つまり、LINEMOに切り替えることで、2,665円以上高くなってしまう可能性があります。
※オプションパックのことはNURO光には関係ありません。
ワイモバイルにするか、ソフトバンク光を乗り換えるかの二択
解決策は2つです。
LINEMOではなく、セット割引が継続されるワイモバイルに乗り換える。
もしくは、これを機にソフトバンク光から別の光回線へ乗り換えるかのどちらかしかありません。
手間がないのはワイモバイルへの乗り換えだと思います。
家族割引が使えない
光回線とのセット割引だけでなく、家族割引も使えなくなります。
「家族間通話が無料」「月額550円~2,200円引き」といった特典がなくなるので注意しましょう。
家族で複数台契約しつつ、ソフトバンク光とのセット割引を使っていた方は本当に気をつけましょう。
最悪の場合がっつり高くなることもあります。
キャリアメールが使えない
LINEMOでは「@softbank.ne.jp」や「@i.softbank.jp」のメールアドレスが使えません。
どうしても「@softbank.ne.jp」や「@i.softbank.jp」がないと困る方は、LINEMOにしてはいけません。
Gmailなどで代用できるのであれば、これを機にメールアドレスの変更をおすすめします。
以上がLINEMOの注意点・デメリットでした。
LINEMOの注意点・デメリットのほとんどがワイモバイルで解決できるという点がなにげにポイントです
LINEMO(公式):https://www.linemo.jp/
楽天モバイルの注意点・デメリット
続いては「楽天モバイル」の注意点・デメリットを確認しましょう。
基本的に、他のキャリアと比べて「何が劣るのか」がポイントとなっています。
楽天モバイルの注意点・デメリット
- 使えるエリアが狭い
- 通信キャリアとしての実績が少ない(安定性に不安)
- いざという時の対応力が心配
使えるエリアが狭い
やはり一番のネックは使えるエリアが狭いことにあります。
弊社は名古屋市ですので特に問題なく使えていますが、例えば愛知県であれば瀬戸市や西尾市はほぼ全域でエリア外です。
お隣の岐阜県だと、土岐市、可児市辺りは全域でエリア外となっています。
酷いエリアですと、例えば和歌山県は和歌山市のごく一部以外、全てエリア外なのです。(2020年12月現在)
パートナー回線(au回線)を使うことで全国ほぼカバーできてはいますが、1ヶ月5GBという上限があります。
今の時代「全国ほぼどこでもつながる」のがスマホとして当たり前ですから、その点において楽天モバイルはまだまだといったところでしょう。
5GBを超えても「1Mbps」使えれば十分な人や、そもそも「1ヶ月5GBで足りる」人にとってはかなり魅力的ではあります。
通信キャリアとしての実績が少ない(安定性に不安)
通信キャリア(MNO)としては、まだ1年も経っていないのが楽天モバイルです。
まだまだ実績面では3キャリアに遠く及ばないでしょう。
設備も全く足りていませんし、サポートや運用面に関するノウハウも蓄積されていません。
どうしても通信トラブルは起きやすくなりますし、解決までも時間がかかるものです。
「そういうこともあるよね」
ということを大前提として、使わないといけません。
いざという時の対応力が心配
楽天モバイルは現状、電話サポートが本当に繋がりません。
さらに今はチャットサポートも使えなくなっています。
正直に言うと、けっこうお手上げ状態でして、いざというときにどうすればいいのか全くわからないです。
近くにショップがある方は、最悪お店に駆け込みましょう。
そうでない方はひたすら電話をかけ続けるしかないですね…
以上が楽天モバイルの注意点・デメリットでした。
楽天モバイル(公式):https://network.mobile.rakuten.co.jp/
ここまでの「LINEMO」と「楽天モバイル」をふまえた上で、どちらを選ぶべきかをまとめました。
こんな人はLINEMO(ラインモ)を選ぶべき
こんな人は「LINEMO」を選びましょう。
LINEMOを選ぶべきな人
- ある程度のトラブルは自分で調べたり、解決ができる
- ソフトバンク回線を使いつつ、料金を安くしたい
- 毎月20GBあれば十分足りる(1Mbps出れば十分)
- ソフトバンク光を使っていない
ある程度のトラブルは自分で調べたり、解決ができる
なにか困ったことがあった際にショップへ駆けつけるのではなく、インターネットで調べて解決できる人はLINEMOで大丈夫です。
「自分ではなんにもできない!」という人はLINEMOにしてはいけません。
「家族に詳しい人がいるから」と頼るのはやめましょう。
家族だからといって、いつでも助けてくれるわけではありません。
ソフトバンク回線を使いつつ、料金を安くしたい
「全国ほぼどこでもエリアになっていて、通信の安定性も折り紙付き、安定してつながるソフトバンク回線を使いたい」
だけれども、
「今より料金を安くしたい」
そんな人はLINEMOにしましょう。
今より2,000円~3,000円は安くなります。
毎月20GBあれば十分足りる(1Mbps出れば十分)
「ぶっちゃけ50GB(メリハリ無制限やウルトラギガモンスター)も要らないんだよね」
「20GBもあれば十分だし、足りなくなっても1Mbps出るなら大丈夫」
といった方はLINEMOが正解です。
逆に「20GBでは絶対足りない」「超過後が1Mbpsなんて遅すぎる!」という方はLINEMOにしてはいけません。
スマホユーザーのおよそ8割が「1ヶ月7GB」に収まっています。
つまり、ほとんどの人が「1ヶ月20GB」で足りる、ということなのです。
59.2%のユーザーが3GB以下の通信量となった。なお、「7GB」までの累計では約79.2%を占めた。
株式会社MM総研「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2020年2月時点) |」より引用
ソフトバンク光を使っていない
ソフトバンク光を使っていない方であれば、セット割引やオプションパックの話は関係ありません。
何も気にせずにLINEMOへ乗り換えてしまいましょう。
以上が「LINEMO」を選ぶべき人の特徴でした。
LINEMO(公式):https://www.linemo.jp/
こんな人は楽天モバイルを選ぶべき
こんな人は「楽天モバイル」を選びましょう。
楽天モバイルを選ぶべきな人
- 多少の通信トラブルは我慢できる
- 楽天モバイルエリアに入っている
- 1ヶ月5GBでも足りる
- ポケット型WiFiとして使ってみたい
多少の通信トラブルは我慢できる
ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアよりは、確実に通信トラブルの頻度が高いです。
「それくらいなら目をつぶるよ」という方であれば、楽天モバイルを選んでも良いと思います。
楽天モバイルエリアに入っている
生活拠点が楽天モバイルのエリア内なのであれば、楽天モバイルを選ぶ価値があります。
実質300GBが月額3,278円で使えるわけですから、前代未聞のオトクです。
段階制料金プランとなっているので、LINEMOや他の格安SIMよりコスパ抜群となっています。
1ヶ月5GBでも足りる
「楽天モバイルはエリア外だけど、パートナー回線が月5GB使えるなら十分」という方でも、楽天モバイルにする価値はあります。
1年後も1GB未満なら0円で使えるという、とんでもなく価格破壊をおこしています。
1年後には楽天エリアが今よりもっと広くなっているので、それを見越して1年間無料の間に申し込んで置くのはアリかもしれませんね。
ポケット型WiFiとして使ってみたい
「スマホを乗り換えるのは不安だけれどもギガ使い放題は捨てがたい」という方はポケット型WiFiとして使用しています。
スマホとは別で家でも外でも使えるWi-Fiとしてなら、段階制料金の楽天モバイルは非常に有能です。
使わない月は0円ですから、1台持っておけばいざというときに役立ちますよね。
※楽天モバイルが使えるモバイルルーターはこちらの記事でまとめています。
以上が楽天モバイルを選ぶべき人でした。
楽天モバイル(公式):https://rakuten.co.jp/
なお、弊社では「いざというときに大事なスマホを楽天モバイルにするのではなく、ポケット型WiFi用として楽天モバイルを使う」ことをおすすめしています。
楽天モバイルはポケット型WiFiとして使うのがベター
楽天モバイルは「月額3,278円でギガ使い放題(実質300GB)」です。
実はスマホではなく、モバイルルーターに入れて「ポケット型WiFi」としても使うことができます。
「ギガ使い放題」「違約金なし」「使うデータ容量によって料金が変わる」と、ポケット型WiFiとしてこれほどまでにうってつけのアイテムはないでしょう。
しかも今なら3ヶ月無料で使うこともできますよ。
3ヶ月無料
モバイルルーターに入れて使ったとしても、今なら3ヶ月無料で使えます。
※4ヶ月目からは段階制料金プランで月額0円~使える。
楽天エリアならギガ使い放題(実質300GB)
楽天エリアならギガ使い放題(実質300GB)です。
パートナー回線の1ヶ月5GBも使える
楽天エリア外でも5GBまでならパートナー回線(au)が使えます。
5GB超えても「1Mbps」で使い続けることができます。
スマホのプランを落として楽天ポケット型WiFiが一番オトク
ということで、ソフトバンクのLINEMOにするにしてもしないにしても、楽天モバイルをポケット型WiFi用として持っておくのは非常にアリだと思います。
楽天モバイルに対応しているモバイルルーターは、Amazonやヤフオク、メルカリなどで中古品を購入すれば良いでしょう
3,000円前後で簡単に手に入れることができますよ。
モバイルルーター用に楽天モバイルを申し込んだとしても、届いたSIMカードをスマホに入れて使うことはできます。
用途に合わせて入れる端末は自由に変更できますので、安心してお申し込みください。
【まとめ】LINEMOにする人も、楽天モバイルを試してみると良い
弊社では、楽天モバイルをモバイルルーターに入れて「ポケット型WiFi」として使っています。
なぜなら1GB未満なら0円で維持費がかからないにも関わらず、いざとなればギガ使い放題で月額3,278円で済むからです。
こんなにもオトクで使い勝手の良いポケット型WiFiはありません。
楽天エリア外でも5GBは使えますし、1Mbps出ればある程度のことはできるので、ポケット型WiFiとしては十分でしょう。
やはり、メイン回線としてスマホを楽天モバイルに変えるのは抵抗があるのですが、ポケット型WiFiとしてであればそこまで気にしなくていいので非常に役立っています。
「こんな便利なものが維持費0円で持てるなんて……。ありがとう楽天モバイル」
と心底感謝しています。
おそらく私みたいな使い方をしている人は結構いると思うのですが、中には「その手があったか!」という方もいるでしょう。
せいぜい出費としてはモバイルルーター代(中古で3,000円ほど)だけですでの、試してみる価値は十分あると思いますよ。
LINEMOを検討している方は「本当にLINEMOで問題ないのか」ということを「ワイモバイルと比較」して考えてみるといいですよ
LINEMO(公式):https://www.linemo.jp/
楽天モバイル(公式):https://rakuten.co.jp/
4キャリアの新料金プランとその比較
LINEMOや楽天モバイルにおすすめのモバイルルーターの選び方に関して、何か質問・相談がある方はコメント欄もしくは公式LINE@からお気軽にメッセージをお寄せください。
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- 契約を検討しているインターネット回線の種類もしくは事業者名
- 現在のインターネット回線の契約(利用)状況
- インターネットの利用頻度、目的
- インターネット回線に求めること(料金、速度、利便性など)
- 今回の相談をすることになった経緯
できる限りの対応をさせていただきます。
「モバイルWiFiルーターを使ったインターネット(Wi-Fi)サービス」の総称として「ポケットWiFi」という言葉を使っている人が多いですが、ポケットWiFi(Pocket WiFi)とは「ソフトバンク社が提供するモバイルWiFiルーター」の登録商標(商品名)になります。
そのため当サイトでは、いわゆる「ポケットWiFi」のことを「ポケット型WiFi」もしくは「モバイルWiFi」もしくは「モバイルWiFiルーター」等といった表記を使用しています。
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