- 東芝ノートパソコン「PT75CBS-BJA3(T75/CBS)」を分解する
- HDDやメモリの交換・増設を行う方は参考にしてください
- SSDに換装することで、一気に高速化可能です
今回はノートパソコンの分解手順を紹介します。
動きの遅いHDDをSSDに換装したい方や、メモリの増設を行いたい方の参考になれば幸いです。
分解はドライバー1本でできます。
所要時間はおよそ10分程度です。
パソコン仕様
- メーカー:東芝
- 型番:PT75CBS-BJA3
- シリーズ:T75/CBS
- CPU:Core i 7
- ストレージ:HDD(1000GB)
- メモリ:8GB(1Rx8 PC4-2400T)
※おそらく「エディオンモデル」かと思われます。
PT75CBS-BJA3(T75/CBS)を分解する
それでは早速PT75CBS-BJA3(T75/CBS)を分解していきましょう。
最終ゴールはHDDを取り出すところまでになります。
(1)バッテリーを外す

ノートパソコン分解の基本ですね。
まずはバッテリーを外しましょう。
画像の赤枠にある2箇所のロックを外して、上へずらすことで簡単に外すことができます。
(2)ビスを外す

ドライバーを使ってビスを外しましょう
今回は計25本ありました。
少々面倒ではありますが、頑張って外しましょう。
ビスによって微妙にサイズが異なる可能性があります。
パソコンの近くに白い紙を置き、抜いたビスと同じ位置に揃えておくと良いですよ。
ビスを付け直す際に便利ですし、うっかり失くすリスクも減らすことができます。
メモリ交換だけであればビス1本外せばOK

メモリを交換するだけであれば、画像赤枠の1本だけビスを外せばOKです。
空きスロットが1つあるので、そのまま増設することができます。
(3)裏カバーを外す

ビスを全部外したら、裏カバーを外しましょう。
画像赤枠、液晶パネルとのつがい目の隙間から「パカッ、パカッ、」っと外していくとやりやすいと思います。
樹脂ベラがあると少しはやりやすいかもしれませんね。
筆者は樹脂ベラなしで行いました。

全部外すとこのようになります。
赤枠のところがHDDですね。
(4)コネクタを外してHDDを抜き出す

画像赤枠の黒いコネクタを上に立てるように開けてください。
そうすると平状の茶色いケーブル(これを「フレキシブル基板(FPC)」と言います)を抜くことができます。

画像赤枠の部分が、コネクタを開けた状態です。
フレキシブル基板を抜けば、HDD本体を外すことができます。

HDDを取り出した状態です。
フレキシブル基板を傷つけないように、折らないように気をつけてSATAケーブルを抜きましょう。
以上で「PT75CBS-BJA3(T75/CBS)」の分解は終了となります。
元に戻す際は、逆の手順を行うだけです。
ビスを失くさないように気をつけましょうね。
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コメント
コメント一覧 (2件)
記事拝見させていただき大変参考になりましたありがとうございます。自分のノートパソコンはダイナブック型番PT75GGPです 電源入れて起動に時間がかかるのでSSDと換装しようと思いハードディスクの位置を確認するのに記事を利用させていただきましたがハードディスクは直接プラグ?に挿されてなくてコードで繋がっているんですね。SSDを直接挿すようになって無いんですね 既存のコードはハードディスク側の端子がSSDの端子と違うみたいです これってSSD使えないって事ですか。
コメントありがとうございます。
SSDにもいくつか種類があるのですが、最も一般的な「SATA」であれば問題ありません。
「NVMe」のSSDでは接続できないですね。