- 光回線の「新規」や「乗り換え」の意味や取り扱いの違いについて
- 「乗り換え」にもいくつか種類がある
「今フレッツ光を使っているのですが、ドコモ光に変える場合は一度解約しないといけないのですか?」
光回線を乗り換える場合、今使っている回線を解約しないといけないと思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。
今使っている光回線と乗り換え先の光回線の種類によっては「転用」と言って、工事や解約手続きを行わなくても乗り換えることもできるのです。
フレッツ光からドコモ光への乗り換えがまさにそれ。この場合は解約手続き不要でドコモ光に乗り換えることができます。
一見すると難しく見えがちなこの仕組みを簡単にまとめました。
自分がどのパターンになるのかを確認するときの参考にしてください。
「新規」とは
自宅に固定回線(光回線やADSLなど)を全く引いていない状態で、新しく契約すること。
ポケット型Wi-Fiがあっても、新しく固定回線を契約する場合は「新規」となる。
「乗り換え」とは
自宅に何かしらの固定回線(光回線やADSL)が引いてあり、別の会社へ変更すること。
「乗り換え」には全部で5種類あり、それぞれ契約手続きの順番や工事の有無が異なるので要注意。
①フレッツ光からコラボ光へ(転用)
今NTTのフレッツ光を使っている方が、コラボ光(ドコモ光やソフトバンク光など)に乗り換えることを「転用」と言います。
同じ光回線をそのまま使うので、工事などは必要ありません。
- 工事:不要
- 工事費:無料
- NTTの解約違約金:無料
- 電話番号の引き継ぎ:可能
- 再度NTTへ戻ること:2019年7月より可能になりました
今NTTのフレッツ光を使っている人はコラボ光へ乗り換えた方がオトクです。ぜひ検討しましょう。
主なコラボ光の一覧
- ドコモ光
- ソフトバンク光
- So-net光プラス
- OCN光
- ぷらら光
- ビッグローブ光
- @nifty光
- 楽天ひかり
- DTI光
- exciteMEC光 など
乗り換えの手順
- NTTに連絡をして「転用承諾番号」を発行する(即時発行)
- お好きなコラボ光を申し込む(NTTは自動解約)
②コラボ光からコラボ光やフレッツ光へ(事業者変更)
ドコモ光やソフトバンク光などの「コラボ光」を使っている方が、別の「コラボ光」や「フレッツ光」へ乗り換えることを「事業者変更(再転用)」と言います。
2019年7月よりできるようになった新しい制度です。
同じ光回線をそのまま使うので、工事などは必要ありません。
- 工事:不要
- 工事費:無料
- 解約違約金:更新月以外は必要
- 電話番号引き継ぎ:可能
乗り換えの手順
- 現コラボ光へ連絡をして「事業者変更承諾番号」を発行する(基本即時発行)
- お好きなコラボ光を申し込む(現コラボ光は自動解約)
③フレッツ光やコラボ光からauひかりやNURO光へ
今NTTのフレッツ光やコラボ光を使っている方が、auひかりやNURO光に乗り換える場合は、純粋な「乗り換え」となります。
よって、auひかりやNURO光とは「新規」での契約となります。
使う光回線が異なりますので、工事などが必要です。
- 工事:必要
- 工事費:有料(キャンペーンにより無料になる場合あり)
- 解約違約金:必要(キャンペーンにより無料になる場合あり)
- 電話番号引き継ぎ:可能
乗り換えの手順
- auひかりもしくはNURO光を申し込む
- 開通後に今契約しているフレッツ光もしくはコラボ光を解約する
④auひかりやNURO光からフレッツ光やコラボ光へ
③と真逆のパターンですね。
今auひかりやNURO光を使っている方が、NTTのフレッツ光やコラボ光に乗り換える場合は、純粋な「乗り換え」となります。
よって、フレッツ光やコラボ光とは「新規」での契約となります。
使う光回線が異なりますので、工事などが必要です。
- 工事:必要
- 工事費:有料(キャンペーンにより無料になる場合あり)
- 解約違約金:必要(キャンペーンにより無料になる場合あり)
- 電話番号引き継ぎ:可能
乗り換えの手順
- フレッツ光もしくはお好きなコラボ光を申し込む
- 開通後に今契約しているauもしくはNUROを解約する
⑤ADSLから光回線へ
ADSLを使っている方が、何かしらの光回線へ乗り換える場合も、純粋な「乗り換え」となります。
よって、光回線の契約は「新規」扱いになります。
使う回線が異なりますので、工事などが必要です。
- 工事:必要
- 工事費:有料(キャンペーンにより無料になる場合あり)
- 解約違約金:必要(キャンペーンにより無料になる場合あり)
- 電話番号引き継ぎ:可能
乗り換えの手順
- お好きな光回線を申し込む
- 開通後に今契約しているADSLを解約する
契約種別によって特典内容が異なる
多くの光回線が「新規」「転用」「事業者変更」「他社から乗り換え(契約上は新規)」によって特典内容が異なるようになっています。
申込みの際には、どの特典(割引やキャッシュバック)が適用になるのか、再度確認するようにしましょう。
新規:割引やキャッシュバックが多い
「新規」での申込みの場合が最も割引やキャッシュバック額が多いです。
「キャッシュバック最大50,000円」「80,000円相当の割引」などといった多額の特典が付くのは往々にして「新規」での申込みの場合に限られます。
転用:割引やキャッシュバックが少ない
フレッツ光からコラボ光への乗り換えである「転用」は割引やキャッシュバックが少ない場合がほとんどです。
キャッシュバックも5,000円くらいが相場です。
その分、工事費や違約金といって出ていくお金が少なく、工事不要で簡単に乗り換えができるというメリットもあります。
それでいて月々の料金が安くなることがほとんどなので、メリットが非常に大きいのが「転用」の特徴です。
事業者変更(再転用):割引やキャッシュバックはぼちぼち
コラボ光からコラボ光(フレッツ光)への乗り換えである「事業者変更(再転用)」の割引やキャッシュバックは「転用」よりは多いけど「新規」よりは少ない、といったところ。
ただし、元々使っていたコラボ光の解約違約金がかかったり、事業者変更手数料が必要だったりする場合もあるので注意が必要です。
工事がないので簡単に乗り換えできる分、出ていくお金は事前にしっかり確認しておきましょうね。
他社から乗り換え:割引やキャッシュバックは多く、解約金を負担してくれる場合も
「他社から乗り換え」は、つまるところ「新規」契約になるので、割引やキャッシュバックは「新規」と同じになるのが一般的です。
さらに、解約に伴い発生する違約金や工事費の残高なども負担してくれる場合があります。
ソフトバンク光やauひかりが「違約金も負担します!」といった特典を前面に出しているのが有名ですね。
なるべく費用を抑えて乗り換えたい場合は、ソフトバンク光やauひかりにするといいかもしれません。
満足度調査で1位になった「So-net光プラス」なら安くて速い
オリコンが調査した「光回線の満足度調査」において堂々の1位を獲得した「So-net光プラス」なら、申込み種別に関わらず全て同条件の特典をうけることができます。
初月無料、翌月から毎月2,000円引き
一戸建てでもマンションでも初月は無料です。そして翌月からは毎月2,000円引き。
これが36ヶ月もの間ずっと続くのがSo-net光プラスの特典となっています。
高速通信IPv6対応無線ルーターが永年無料
So-net光プラスは話題の高速通信「IPv6」が無料で使えるようになっていますが、対応できるルーターも永年無料でレンタルすることができます。
他の回線だと基本的には自分で購入が必要です。中にはレンタルできる回線もありますが、無料期間はせいぜい1年間で2年目以降は毎月500円かかるのが相場。
これだけで年間6,000円以上もオトクになるのです。
セキュリティソフトも永年無料
パソコンやスマホ用として使えるセキュリティソフトも永年無料になっています。
しかも、合計7台まで使えるのです。
他の回線だと基本的には毎月500円くらい払わなくてはいけませんし、無料期間があってもせいぜい1年程度。使える台数も3台くらいが相場です。
こちらも年間6,000円以上オトクになりますね。
初回の訪問設定サポートも無料
光回線で困ることの1つが最初の設定にあります。たとえルーターレンタルが無料でも設定ができなければ意味がありません。
ところが、So-net光プラスであれば初回の訪問設定サポートを無料で行ってくれます。
他社では基本的に有料でソフトバンクが9,000円、ビッグローブだと13,000円もします。
工事と同日にお願いすることも可能なので、すぐにWi-Fiが使えるようになるのは本当に嬉しいですよね。
工事費は分割だから初月は事務手数料だけ
So-net光プラスは工事費が分割になっているので、初月は事務手数料の3,000円だけになります。
毎月の料金も割引で安くなり、IPv6対応の無線ルーターは無料だし、訪問設定も無料。
セキュリティも無料だから安心して使える。
これだけの特典が揃っているのはSo-net光プラスくらいです。満足度1位も頷けますよね。
auスマホなら携帯料金も安くなる
So-net光プラスはauスマートバリュー対象の光回線になっています。
auスマホ1台につき最大で2,000円引きになるので、さらにオトクに使うことができますよ。
\最大87,180円割引/
結局公式サイトが1番オトクでした


(参照)So-net光プラス:https://www.so-net.ne.jp/access/hikari/collabo/
「モバイルWiFiルーターを使ったインターネット(Wi-Fi)サービス」の総称として「ポケットWiFi」という言葉を使っている人が多いですが、ポケットWiFi(Pocket WiFi)とは「ソフトバンク社が提供するモバイルWiFiルーター」の登録商標(商品名)になります。
そのため当サイトでは、いわゆる「ポケットWiFi」のことを「ポケット型WiFi」もしくは「モバイルWiFi」もしくは「モバイルWiFiルーター」等といった表記を使用しています。
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