【2022年版】今買うべき中継機おすすめ<5選>|ネット専門家による解説付き

今買うべき中継機おすすめ5選をネットのプロが紹介します

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この記事でわかること

  • 失敗しない中継機の選び方を解説
  • 今買うべき中継機のおすすめ製品を5つ紹介します
  • 自分の部屋までWi-Fiが届かない方は、中継機を設置しましょう

この記事では失敗しない中継機の選び方と、今買うべき中継機おすすめ5機種を紹介します。

当サイトでは、パソコン・インターネットのサポート業を通して日々培っている経験とノウハウをもとに、確かな情報をお届けしています。

中継機とは?

NEC中継機W1200EX

NEC製の中継機「W1200EX」

中継機とは、無線ルーターのWi-Fiをさらに遠くまで飛ばすための機器のことを言います。

無線LANルーター本体から発信している電波を受け止めて、そこからさらに拡散することで部屋の隅々までWi-Fiを飛ばすのが中継機です。

中継機を設置することで、それまで電波が不安定だった階上の子ども部屋や奥の書斎までしっかりとWi-Fiがつながるようになるので、快適にインターネットを使えるようになります。

ルーターから離れると「動画が止まる」「LINE通話が切れる」などに悩んでいる方は、ぜひ取り入れてみてください。

中継機なしの場合

無線ルーターだけではWi-Fiが遠くまで届かない

中継機を設置する

中継機を設置すると遠くまでWi-Fiが届くようになる

 

失敗しない中継機の選び方

中継機は様々なメーカーから発売されています。接続の相性がありますので、基本的には今使っている無線ルーターのメーカーに合わせると良いでしょう。

ただし、各メーカー数える程しか取り扱っていません。安物買いの銭失いにならないように、どうせなら1番性能の良いものを選ぶのをおすすめします。

おすすめ中継機 性能比較表
メーカー NEC バッファロー
型番 W1200EX
WEX-1166DHP2 WEX-1166DHPS
最大速度
(Mbps)
867
+300
866
+300
866
+300
アンテナ 2×2 2×2 2×2
ビームフォーミング
MU-MIMO
複数台接続 直列、並列3台まで 直列2台まで 直列2台まで
他社親機接続 一部可 WPS対応機種のみ可
参考価格 5,680円 6,986円 4,379円
性能評価
おすすめ中継機 性能比較表
メーカー エレコム IOデータ TP-Link
型番 WTC-1167US-W WTC-1167HWH WN-AC1167EX RE650
最大速度
(Mbps)
867
+300
867
+300
867
+300
1733
+800
アンテナ 2×2 2×2 2×2 4×4
ビームフォーミング
MU-MIMO
複数台接続 直列、並列2台まで
他社親機接続 WPS対応機種のみ可 WPS対応機種のみ可
参考価格 6,410円 4,060円 4,531円 9,107円
性能評価

NEC(Aterm):W1200EX/W1200EX-MS

Aterm W1200EX

こちらは弊社でも実際に使用している中継機です。

親機となる無線ルーターも同じNECの「WG2600HP3」を使っています。

速度も安定感も文句なしの組み合わせですね。何も問題ありません。

  • 最新規格11ac対応
  • 最大速度:867Mbps(5GHz)+300Mbps(2.4GHz)
  • アンテナ:2×2
  • ビームフォーミング搭載
  • 内蔵型の「μ(マイクロ)SRアンテナ」を採用
  • 他社無線ルーターでも接続可 ※
  • 並列、直列接続可能(3台まで)
  • 人感照明センサー付き(W1200EX-MSのみ):夜間人が近づくとランプが点灯します
  • 設定のしやすさ:◎

参照:Aterm W1200EX/W1200EX-MS

 

※ 動作確認済の他社製無線ルーター
バッファロー WSR-1166DHP2
WXR-1900HP2
WXR-2533DHP2
エレコム WRC-1167GHBK3-A
WRC-1900GHBK-A
WRC-2533GHBK-I
IOデータ WN-AC1167R
WN-AC1600DGR3

参照:Aterm W1200EX/W1200EX-MS 他社製親機接続確認済み情報

 

2019年7月時点で、NECから発売されている中継機はこちらの「W1200EX」のみです。

NECパーソナルコンピュータ Aterm W1200EX PA-W1200EX
NECパーソナルコンピュータ

設定方法:W1200EXの設定方法(NEC公式サイト)

 

バッファロー:WEX-1166DHP2(外部アンテナタイプ)

WEX-1166DHP2(外部アンテナタイプ)

以前まではルーターも中継機もバッファロー製品を使っていました。

昔から無線ルーターと言えばバッファローでしたからね。

「WG2600HP3」発売を機に乗り換えてしまいましたが、バッファローももちろん優秀なルーターの1つであるのは間違いありません。

  • 最新規格11ac対応
  • 最大速度:866Mbps(5GHz)+300Mbps(2.4GHz)
  • アンテナ:2×2
  • ビームフォーミング搭載
  • 同社製品「WEX-1166DHPS(内蔵アンテナタイプ)」より1.6倍速い ※
  • 他社無線ルーターでも接続可
  • 直列接続可能(2台まで)
  • 設定のしやすさ:◯
内蔵アンテナタイプより1.6倍速い

内蔵アンテナタイプより1.6倍速い

参照:WEX-1166DHP2 | バッファロー

 

現在発売されているバッファローの中継機の中では1番性能がいいです。

安定した速度を求めるのであれば内蔵アンテナタイプではなく、こちらの外部アンテナタイプがおすすめです。

設定方法:WEX-1166DHP2の設定方法(公式サイト)

解説動画

 

バッファロー:WEX-1166DHPS(内蔵アンテナタイプ)

WEX-1166DHPS(内蔵アンテナタイプ)

アンテナ内蔵型はコンパクトで使いやすい分、どうしても速度が低下しやすいです。

確実に速度を求めるのであれば、外部アンテナタイプの中継機を選んだ方がいいでしょう。

  • 最新規格11ac対応
  • 最大速度:866Mbps(5GHz)+300Mbps(2.4GHz)
  • アンテナ:2×2
  • ビームフォーミング搭載
  • 他社無線ルーターでも接続可
  • 直列接続可能(2台まで)
  • 設定のしやすさ:◯

参照:WEX-1166DHPS|バッファロー

 

仕様の上では「WEX-1166DHP2」と同スペックですが、アンテナが外に飛び出ているか内蔵されているかの差により、実行速度は2/3ほどになっています。

コンパクト設計で邪魔にならないサイズ感が人気です。

設定方法:WEX-1166DHPSの設定方法(公式サイト)

解説動画

 

エレコム:WTC-1167US-W

WTC-1167US-W

エレコムの製品は、ルーターも中継機も製品的なデメリットは特にありませんが、どちらも設定が難しいという側面があります。

あまり初心者向けではないな、というのが弊社の位置づけです。

実は1番サポートの依頼が多いのがエレコム製のルーターや中継機なのです。

  • 最新規格11ac対応
  • 最大速度:866Mbps(5GHz)+300Mbps(2.4GHz)
  • アンテナ:2×2
  • ビームフォーミング搭載
  • MU-MIMO機能搭載
  • 他社無線ルーターでも接続可(WPS対応機種のみ)
  • USB電源アダプタが別途必要(5V1A以上)
  • 設定のしやすさ:△
他社製ルーターとの接続可能

WPS機能がある他社製ルーターなら接続可能

参照:WTC-1167US-W|エレコム

WTC-1167US-W(ホワイト) 超薄型11ac 2x2中継器
エレコム

参照:WTC-1167US-Wの設定方法(公式サイト)

 

エレコム:WTC-1167HWH

エレコム:WTC-1167HWH

ビームフォーミングもMU-MIMOもないシンプル設計の中継機です。

  • 最新規格11ac対応
  • 最大速度:866Mbps(5GHz)+300Mbps(2.4GHz)
  • アンテナ:2×2
  • 他社無線ルーターでも接続可
  • 設定のしやすさ:△

参照:WTC-1167HWH|エレコム

 

「WTC-1167US-W」と同スペックではあるけれど、ビームフォーミングとMU-MIMO機能がカットされているため、実行速度として少し劣る。

その分安価になっているため購入しやすい。

参照:WTC-1167HWHの設定方法(公式サイト)

 

IOデータ:WN-AC1167EXP

IOデータ:WN-AC1167EXP

IOデータの製品も設定が小難しいです。エレコム同様に初心者向けではありません。

  • 最新規格11ac対応
  • 最大速度:867Mbps(5GHz)+300Mbps(2.4GHz)
  • アンテナ:2×2
  • 他社無線ルーターでも接続可(WPS対応機種のみ)
  • 並列、直列接続可能(2台まで)
  • 設定のしやすさ:△
WN-AC1167EXPは直列でも並列でも2台まで接続可能

直列もしくは並列で2台まで接続可能

参照:WN-AC1167EXP|IOデータ

 

IOデータ製の中継機は他にもありますが、性能がガクッと落ちるのでおすすめしません。

created by Rinker
アイ・オー・データ
¥3,318 (2023/05/29 08:34:54時点 Amazon調べ-詳細)

参照:WN-AC1167EXPの設定方法(公式サイト)

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TP-Link:RE650

TP-Link:RE650

TP-Linkは中国に本社を置く、世界シェアナンバーワンの無線ルーターメーカーです。

最近ちょこちょこ使われている方を見かけるようになりました。

スペック的には他社より頭一つ飛び抜けているのですが、信用度でどうしても国内メーカー品に負けてしまうのが現状ですね。

  • 最新規格11ac対応
  • 最大速度:1733Mbps(5GHz)+800Mbps(2.4GHz)
  • アンテナ:4×4
  • ビームフォーミング搭載
  • MU-MIMO機能搭載
  • 他社無線ルーターでも接続可
  • 設定のしやすさ:△

参照:RE650|TP-Link

 

スペック重視の方におすすめの製品です。

参照:RE650の設定方法(pdf)

解説動画

 

 

以上がおすすめの中継機メーカーでした。

今使っている親機(無線ルーター)に合わせて購入するか、いっそのこと性能重視でTP-Linkにするか、二者択一かと思います。

 

中継機の選び方に関して、何か質問・相談がある方はコメント欄もしくは公式LINE@からお気軽にメッセージをお寄せください。

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  • この記事を書いた人

Wi-Fiの森_管理人(ネット専門家)

家電量販店や訪問販売、携帯ショップにてネットの取次業務を10年以上やっていました。 現在はパソコンやネットのトータルサポート業をやっています。

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