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【全解説】povo(ポヴォ)使ってわかった口コミ・評判|速度、料金、デメリット、他社比較まとめ

povo(ポヴォ、ポボ)辛口レビュー|速度、評判、料金、デメリット、他社比較まとめ

povoにしたら安くなるけど、ちゃんと使えるかが心配

何かあったときにショップで対応してくれないって聞いたんだけど、本当なの?

スマホに疎い私は乗り換えるべきじゃないかなぁ?

auのオンライン専用ブランド「povo(ポヴォ)」は月額2,700円で20GBも使える大変オトクなプランです。

さらにオプション(トッピング)として、1回330円の課金で「24時間ギガ使い放題」になることから、動画視聴が好きな方や仕事でテザリングを使いたい方から熱い支持を受けています。

povo

povoの特徴

  • 20GB・月額2,700円
  • 通話5分かけ放題:月額550円
  • 通話かけ放題:月額1,650円
  • 24時間ギガ使い放題:1回330円
  • auの4G回線を使用
  • 契約の縛りなし、事務手数料も無料

これまで「50GBもいらないんだよねぇ」「3GBでは足らなすぎるんだよなぁ」といった方にとって「ちょうどいい&auより断然安い」のが人気の理由です。

ただし、CMやネットニュースなどでも散々取り上げられていますが、povo(ポヴォ)には見逃せない大きなデメリットがあります

povoのデメリット

  • キャリアメールが使えない
  • 留守番電話が使えない
  • ショップや電話サポートが使えない
  • チャットサポートが自動応答
  • 端末が購入(機種変更)できない
  • 家族割引が使えない
  • 光回線とのセット割引(auスマートバリュー)が使えない

キャリアメールや留守番電話といった機能的な制限、いざというときのサポートの制限、家族割引やセット割引がなくなる料金的なマイナス要素。

これらをよく理解した上で、povoを使うようにしてください。

povoには店頭(対面)でのサポートや電話サポートがありません。

また、スマホが壊れた場合も対応はしておらず、街の修理屋さんへお願いすることになります。

「スマホ代を安くしたい」けど「いざというときに困る」と不安な方は、auのサブブランドであるUQモバイルがおすすめです。

全国3,000店舗にて引き続き対面サポート及び電話サポートを受けることができます。

弊社ではpovo発売開始に合わせて早速申し込みをして、検証用のiPhone8にて毎日使っています。

速度的な意味では今のところ何不自由なく使えていますし、特別困ったこともありません。

実際の速度や使い勝手などを本音でレビューしますので、povoを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

>>ahamoやLINEMOとの比較はこちら

杉本

Twitterやインスタ、YouTubeといったアプリの速さ(遅さ)も、じっくりしっかりと確かめました。

povoではスマホ端末の購入(機種変更)ができません。

auから乗り換えを検討している方は、auオンラインショップ にて機種変更をしてからpovoへ乗り換えましょう。

この記事でわかること
  • povo発売から約1ヶ月間使ってみた率直な感想(動画あり)
  • 今のところ何不自由なく使えている(注意点もある)
  • 困ったときに助けてくれるサポートがないので要注意
  • ahamoやLINEMOとの比較もまとめています
目次

povoの料金・概要まとめ

2,728円

まずはpovoの料金プランを確認しておきましょう。

auのオンライン専用ブランド「povo(ポヴォ)」まとめ

povo
基本料無料
データ容量の追加使い放題(24時間):330円
1GB(7日間):390円
3GB(30日間):990円
20GB(30日間):2,700円
60GB(90日間):6,490円
300GB(90日間):9,834円
使い放題(7日間)12回分:9,834円
150GB(180日間):12,980円
海外での使用
使用回線5G Sub6
(auのメイン回線)
SIMカードSIMカード
eSIM対応
24時間データ使い放題1回330円
テザリングも可
通話5分かけ放題:+550円
かけ放題:+1,650円
(通常は22円/30秒)
キャリアメールなし
(SMSは対応)
テザリング無料
留守番電話・転送電話なし
着信お知らせサービスあり
(無料)
auWi-Fiアクセス利用可
キャリア決済
2年縛りなし
事務手数料無料
店頭サポート
電話サポート
なし
可能なサポートオンラインチャット
(自動応答)
契約手続きオンラインのみ
光セット割引なし
家族割不可
支払い方法クレジットカード
または
ペイディ(口座振替/銀行振込/コンビニ払い)
提供開始日2021年3月23日
SIMロック解除auスマホ以外は必要

*注 上記金額は税込表記となっております。

20GBで使える目安はどれくらい?

20GBで使える目安

「意外と使える?」それとも「意外と少ない?」

感じ方は人それぞれかもしれませんね。

「一人暮らしで20GBだと足りないだろうなぁ」という方は、別でポケット型WiFiを持つことをおすすめします

どちらにしてもiPhoneのアップデートなどにWi-Fiが必要となるので、一石二鳥ですよ。

データ容量の利用量はpovoアプリから確認できる

povoアプリ

povoアプリからデータ容量の確認やトッピング(オプション)の申し込みができます。

続いては実際に使ってみて感じた「良いところ」と「悪いところ」をまとめました。

povoの辛口レビュー:控えめに言ってauと遜色ない

povoレビュー

約1ヶ月使ってみて感じたpovoの良かったところと、悪かったところを紹介します。

控えめに言ってauと遜色ないので、20GBで足りる人は今すぐ切り替えるべきですね。

povoの良かったところ4つ

実際に使ってみて感じたpovoの良かったところを3つ紹介します。

povoの良かったところ4つ

  • 速度的には普通に使える
  • 初期設定もそこまで難しくない
  • 24時間データ使い放題が便利
  • 着信お知らせサービスが使える

速度的には普通に使える

検証用として元々使っていたiPhone8に入れて使っていますが、何も不自由なく使えています。

それこそLINEもTwitterもインスタもYouTubeも全然普通です。

「え?なにこれ!全然つながらないし、めっちゃ固まるんだけど!」

みたいなことは起きていません。至って普通に快適です。

初期設定もそこまで難しくない

iPhone8だけでなくAndroidでも初期設定を試しましたが、特別難しいことはなかったです。

格安SIMを使ったことがある人であれば問題ないでしょうし、初めての方でも大丈夫だと思います。

初期設定用の冊子が付いていますし、公式サイトの解説動画もわかりやすいと感じました。

auからの乗り換えであればSIMカードの差し替えも要りません。オンライン上で手続きするだけで自動的に切り替わります。

24時間データ使い放題が便利

povoには1回220円で24時間データ使い放題にするトッピング機能があります。

povoアプリからタップするだけですぐにトッピングすることができるのですが、これが便利でした。

「週末に一日中アマプラが見たい」「ZOOM会議が立て続けにある」

といったかたちで突発的にギガがたくさん必要になったときに、わずか220円で使い放題になるのは助かります。

使い放題中は20GBにはカウントされないので、気兼ねなく使いまくれるわけです。

杉本

「24時間使い放題」はahamoにもLINEMOにもない機能なので、これだけのためにpovoにする人もいそうですね

着信お知らせサービスが使える

LINEMOでは使えない「着信お知らせサービス」が使えるのは個人的には嬉しかったです。

※ahamoでも使えます。

着信お知らせサービスとは?

圏外時や電源をOFFにしている時に着信があった場合、電波が届くようになり次第着信があったことをSMSで知らせてくれる機能のこと。

以上がpovoの良かったところでした。

povoの悪かったところ3つ

続いてはpovoの悪かったところを3つ紹介します。

povoの悪かったところ3つ

  • スマホ上にpovoと表示されない
  • オペレーターと直接チャットできない
  • 「よくあるご質問」が使いにくい

スマホ画面上にpovoと表示されない

povo標記にならない

SIMカードを入れて使えるようにしてもスマホ画面上に「povo」と表示されません

だからといって何か不都合があるわけではないのですが「せっかくpovoにしたのに!」というだけです。

オペレーターと直接チャットできない

ahamoもLINEMOもオペレーターと直接チャットができるのですが、povoは「自動応答」しかありません

「自動応答」のレベルも高くなく、こちらの知りたいことが全く知れず、非常に困ったものです。

つまりpovoでは現状において「一切の有人サポートがない」ということになります。

こんなことは格安SIMですらありえません。むしろ格安SIMは電話サポートがあるので、サポート面では格安SIM以下と言えます。

「よくあるご質問」が使いにくい

チャットサポートのレベルが低いのも困ったものですが、「よくあるご質問(いわゆるFAQ)」も使いにくくてしょうがないです。

カテゴリーごとに「FAQ」が分けられているのですが、テキストによる検索ができません。

そのため探したい「FAQ」を見つけるのが非常に難しく、むしろ見つけられないでいます。

知りたいことがそもそも載っていないのかどうかも見極めることができないので「使い勝手悪すぎるだろ」と思いました。

ahamoもLINEMOもテキストで検索ができます。

そのため「答え」にたどり着くのも早いですし、そもそも「答えがあるのかないのか」もわかりやすいです。

サポート面に関して、povoは「全然ダメ」ですね。

【追記:2021年7月7日】

「よくあるご質問」にて、テキストによる検索ができるようになり、かなり使いやすくなりました。

以上がpovoの良かったところと悪かったところでした。

実際に使っている上では特にトラブルもなく、速度も安定している印象です。

何かしらのサポートを必要とするのであれば、povoではなくUQモバイルにしたほうが良いでしょう。

UQモバイルであれば、ショップ・電話・チャットサポートの全てにおいて有人(対面)対応となっています。

povoの実際の速度は速い?遅い?実際に試してみた

続いては弊社で検証したpovoの速度を紹介します。

iPhone8に入れて様々な時間帯で計測しました。

朝:午前10時台の速度

povo朝:午前10時台の速度

povo実際の速度

計測日時下り上り
2021年4月13日 10時21分198Mbps15.4Mbps

下り198Mbpsは正直言って速すぎです。

上りも15Mbpsと十分な速度が出ていますね。

お昼:午後12時台の速度

povoお昼:午後12時台の速度

povo実際の速度

計測日時下り上り
2021年4月18日 12時46分142Mbps12.6Mbps

一日の中でも比較的混雑しやすいお昼12時台も142Mbpsと相変わらず爆速を貫いています。

上りも10Mbpsを超えているので、何も問題はないでしょう。

夕方:午後17時台の速度

povo夕方:午後17時台の速度

povo実際の速度

計測日時下り上り
2021年4月18日 17時06分197Mbps50.1Mbps

比較的空きやすい夕方17時台は197Mbpsとまたもや爆速でした。

さらに上りも50Mbps超えと、おかしなことになっています。

夜:午後21時台の速度

povo夜:午後21時台の速度

povo実際の速度

計測日時下り上り
2021年4月19日 21時00分171Mbps15.7Mbps

一日の中で一番込みやすい夜の21時台ですが、それでも171Mbpsと4Gとは思えないほど速いです。

上りも15Mbpsと引き続き好調な速度を出してます。

深夜:午前0時台の速度

povo深夜:午前0時台の速度

povo実際の速度

計測日時下り上り
2021年4月18日 0時01分158Mbps13.7Mbps

深夜0時台もまだまだ混雑しやすい時間帯ですが、それでも158Mbpsという速さが出てしまいました。

上りは13Mbpsちょっと落ちましたが、それでも体感的には遅いとは感じないでしょう。

全13回の平均速度

povo全13回の平均速度

povo実際の速度

計測日時下り上り
2021年4月10日~4月21日191.3Mbps24.2Mbps

全体を通して、下りも上りも数値的にauとほとんど変わらず、サブブランドの「UQモバイル」とも同等でした。

私のメイン回線はドコモ(ギガホ)なのですが、それよりもずっと速くてびっくりしています。

いうことで、これだけ速ければ日常的に困ることはまずないでしょう。

重たいデータをダウンロードする際もサクッと完了してくれます。

【目安】スマホの速度はどれくらいが普通なのか

回線速度の目安(ざっくり) 速度 何ができる? 50Mbps以上 何でも快適 だいたい何でもできる 30Mbps以上 おおむね快適 ・4K動画の視聴 ・テレビでNetflix、アマプラ視聴(高画質) ・ひかりTVの視聴 10Mbps以上 普通に使える ・オンラインゲーム※ ・YouTube動画(1080p)の視聴 ・テレビでNetflix、アマプラ視聴(中画質) ・ZOOMなどのWeb会議 1Mbps以上 最低限使える ・YouTube動画(360p)の視聴 ・LINEビデオ通話 ・SNSに動画投稿 500kbs以上 ちょっと厳しい ・ネット検索 ・LINE通話 ・LINEのやりとり ・SNSの閲覧 これらのことが「ぎりぎり」できる 500kbs未満 厳しい ほぼ何もできない (ネット検索やLINEのやりとりにも時間がかかる) ※オンラインゲームは、速度よりもPING値が大事です。

>>「速度の目安」について詳しくはこちら

一般的には「10Mbps」を超えていれば不自由なく使えると言われてます。

「30Mbps」を超えていると「速い」ですし、「50Mbps」を超えると「とても速い」と言えるでしょう。

最新のスマホであれば「4G」であっても「100Mbps」超える場合もありますし、「5G」であれば「500Mbps」を超える場合もあります。

とはいえ実際のところ「30Mbps」を超えれば日常的な使い心地に大きな違いはありませんので、その速さに気づく人はまずいないでしょう。

スマホでしたら「10~30Mbps」出ていれば十分合格と考えてもらえればと思います。

杉本

これまで「格安SIMだとさすがに遅い…」と困っていた方にこそおすすめしたいですね。

体感的にもキャリアと変わらない速度なのに、キャリアの半額以下で使えますよ

【検証動画】povoで色々なアプリを使ってみた

iPhone8にpovoを入れて、速度測定、LINE、Twitter、インスタグラム、YouTubeを使ってみました。

動画のとおりではありますが、LINE、Twitter、インスタグラム、YouTubeと、いずれも問題なく使えています。

普通に快適だと言えるでしょう。

【注目】超過後の「1Mbps」ってどれくらい?

多くの方が気になっているのが20GB使い切った後の速度「1Mbps」の使い心地です。

弊社で検証した結果、WEB検索やYouTube動画の視聴といったことは難なくできることがわかりました。

なお、povo「24時間使い放題トッピング」は20GB使い切った後でも利用可なので、ぜひ活用してください。

以上がpovoの実際の速度でした。

続いて、povoを使うにあたっての注意点・デメリットを確認しておきましょう。

povoにある8つの注意点・デメリットを解説します

これからpovoへ乗り換えようと思っている方は、乗り換え前にかならずチェックしてください。

povo8つの注意点・デメリット

  • SIMロック解除をしないといけない(au端末以外)
  • キャリアメールが使えない
  • 留守番電話が使えない
  • povoでは機種変更ができない
  • ショップや電話のサポートが使えない
  • チャットサポートが自動応答
  • 端末の修理は一切受け付けていない
  • 家族割や光回線とのセット割引ができない

SIMロック解除をしないといけない(au端末以外)

ドコモやソフトバンクで購入した端末だけでなく、ワイモバイルやUQモバイルで購入した端末であっても、必ずSIMロック解除をしなくてはいけません。

SIMロック解除をしないとpovoは使えません。

※auで購入した端末であればSIMロック解除は不要です。

SIMロック解除とは

「SIMロック」とは、端末を契約(購入)した会社以外で利用できないようにする設定のことです。

ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル、UQモバイル各社で購入した端末(スマホ)には、全て「SIMロック」がかかっています。

povoを利用するには「SIMロック解除」の手続きを行い、端末をSIMフリー化(SIMロックが解除されている状態)する必要があるのです。

※auで購入した端末であればSIMロック解除は不要です。

キャリアメールが使えない

いわゆるキャリアメールは使えません

今後はGメールやヤフーメールを利用しましょう。

UQモバイルあれば「~@uqmobile.ne.jp」のキャリアメールが使えます。

留守番電話が使えない

キャリアメールだけでなく、留守番電話も使えません

仕事用の電話として使っていた方は注意が必要です。

UQモバイルあれば留守番電話が引き続き使えます。

着信転送サービスは使うことができるので、「050plus(月額330円)」などのIP電話サービスを別途契約した上で転送・留守番電話設定を行えば「擬似的に」留守番電話を使うことができます。

※iPhoneの場合は、iPhone備え付けの転送機能をご利用ください。

povoでは機種変更ができない

povoからはスマホ端末の販売が行われておらず、povo乗り換えと同時に機種変更というのができません。

先にauオンラインショップ で機種変更をしてからpovoへ乗り換えるようにしましょう。

UQモバイルへの乗り換えであればiPhone11などの機種を購入(分割払いもOK)することができます。

杉本

今使っているスマホそのままで乗り換え予定の方は、公式サイトで動作確認 をしておきましょう。

ショップや電話のサポートが使えない

povoに乗り換えてしまうと、auショップや電話でのサポートは一切受け付けてもらえなくなります。

どれだけ文句を言っても対応してもらえませんので気をつけましょう。

「お金を払っているのにおかしいだろ!」という声が一部から届いていますが、povoは「そういったサービスだから安くできている」のです。

チャットサポートが自動応答

povo唯一のサポート機能であるチャットサポートは自動応答となっています。

現状、直接オペレーターと対話することが一切できないので気をつけてください。

UQモバイルであれば店頭サポート、電話サポート、チャットサポート(有人)の全てが使えます。

修理は一切受け付けていない

povoでは、修理は一切受け付けておりません

もし壊れた場合は街の修理屋さんなどへ依頼する必要があります。

>>iPhoneの修理ならアイサポ

ただし、auからの乗り換えかつauで機種購入時に端末補償に加入していた場合に限り、auもしくはAppleの修理保証を引き続き利用することができます。

povoチャットサポートのコメント入力欄に「T001」と入力して、契約内容の確認と補償の内容を確認しましょう。

家族割や光回線とのセット割引ができない

auスマホであれば、光回線とのセット割引(auスマートバリュー)がありました。

ただし、povoに乗り換えてしまうと光回線とのセット割引が一切なくなってしまいます

ネットとスマホをセットで契約して通信費を抑えていた方は「povoに乗り換えたら本当に安くなるのか?」をしっかりと計算してからにしましょう。

家族で複数台契約されている方だと「auのままのが安かったじゃん!」という場合が少なくありません。

さらに家族割(550円~2,200円/1台)もなくなるのでお気をつけください。

杉本

家族まとめてauスマホ&スマートバリュー適用になる光回線にしていた方がpovoにすると割引が全てなくなるので、期待以上に安くはならない可能性があります。

以上がpovoの注意点とデメリットでした。

povoにある8つの良いところ・メリットとは?

注意点とデメリットを確認したら、良いところ・メリットも見ておきましょう。

povo8つの良いところ・メリット

  • キャリアと変わらない速度でサクサク使える
  • 20GBも使えて月額2,728円はコスパ抜群
  • 1回220円のトッピングで24時間使い放題になる
  • iPhoneならAPN設定なしですぐに使える
  • au端末であればSIMロック解除が不要
  • キャリア決済が使える(auから継続できる)
  • 着信お知らせサービスが無料で使える
  • 着信転送サービスが無料で使える

キャリアと変わらない速度でサクサク使える

povoはキャリアと変わらない速度でサクサク使えることがわかりました。

むしろドコモより速いくらいなので、使い心地的には何も問題がないと言えます。

20GBも使えて月額2,728円はコスパ抜群

これまでの料金プランと比べて格段にコスパが良い、20GB・月額2,728円です。

「50GBも要らないから安くして欲しい」「3GBだと足らないし、割高…」

と感じていた方にとって、最高の料金プランでしょう。

1回220円のトッピングで24時間使い放題になる

povoならではの機能として「24時間使い放題(1回220円)」があります。

テザリングにも対応しているので、「今日は一日中アマプラを見るぞ!」といったときに非常に便利です。

上手に活用すれば、わざわざWi-Fiを契約しなくて済む方もいるかもしれません。

iPhoneならAPN設定なしですぐに使える

auに限らず、他社からpovoへ乗り換えた場合、基本的には「APN設定」というのを行う必要があります。

ただし、iPhoneであればAPN設定が不要になり、SIMカードを入れたらすぐに使えるようになるのです。

「設定とかがわからなくて不安」という方であっても、iPhoneユーザーであれば戸惑うことはありません。

UQモバイル、ワイモバイル、格安SIMから乗り換えた場合は「プロファイルの削除」を行う必要があります。

au端末であればSIMロック解除が不要

また、他社からの乗り換えの場合はSIMロック解除が必要になりますが、auからの乗り換えであれば基本的にSIMロック解除は不要です。

SIMカードを入れ替えるだけで、引き続き今のスマホ(端末)を使うことができます。

※Androidの場合、APN設定は必要です。

キャリア決済が使える(auから継続できる)

auのときに使っていたキャリア決済サービスは、povoに乗り換えても引き続き継続して利用することができます。

ahamoやLINEMOでは支払い方法の変更をしなくてはいけませんが、povoなら何もせずともそのままで良いのです。

着信お知らせサービスが無料で使える

着信お知らせサービスが無料で使える

圏外時や電源をOFFにしている時に着信があった場合、電波が届くようになり次第着信があったことを知らせてくれる機能が無料で使えます。

何も設定をする必要はありません。

※LINEMOでは使えません。UQモバイルやahamoでは使えます。

着信転送サービスが無料で使える

Androidスマホに限り、着信転送サービスが無料で使えます。

050plusなどのIP電話サービス(有料)と併用すれば、擬似的に留守番電話機能を使うこともできます。

※iPhoneの場合は端末備え付けの転送機能を使うので、Androidのみのサービスとなっています。

以上がpovoの良いところ・メリットでした。

povoの評判・口コミ(みんなの声)をチェック

口コミ・評判を確認する

続いてはネット上の評判・口コミを確認してみましょう。

povoに関する悪い口コミ

まずは悪い口コミからピックアップしました。

トッピング購入処理に失敗したが返金されない

povoでトッピング購入処理失敗して金だけ2回も持ってかれた返金手続きはいつ出来るんですかねぇ?問い合わせしようにもpovo公式サイトでも直接問い合わせする方法が無い、auサポートに連絡しても対応してないと門前払い、そろそろ一月経つが泣き寝入り継続中

— 我猫 (@maru_tyoko) April 20, 2021

本当に返金されていないとしたら、かなり酷いエラーですね。

povoは直接問い合わせする方法がないので、どうなるのかとても気になりました。

povoは繰り越しができない

povo翌月くりこし
できないのかあ

— すぎっち (@syksz) April 20, 2021

povoは余ったデータの繰り越しができません。

auもしくはサブブランドのUQモバイルであれば翌月繰り越しができます。

キャリアメールが使えない

聞いてください!

3月23日にオンラインでauの新料金プランpovoに入ったんですけどなんとその日からメールが一切届かなくなったんです😱

友達にきいたらpovoに入るとメール使えなくなるとのこと!!

えー聞いてないよー・゚.(´Д`)・゚.

皆さんどうしたらいいでしょうか
教えてもらえると嬉しいです!

— Lave💐ラベ (@NnaAQBIfnLPSe1D) April 20, 2021

povo乗り換えに向けてメールアドレス使えなくなるからそれの移行もやらなきゃ…んんん〜、急ぎではないけど、やりたいこと地味に多いな

— ぬぬぬ@おぎゃりのぬ (@nu3_8888) April 20, 2021

新料金プランは各社いずれも全面に押し出して案内をしていますが、キャリアメールが使えません。安くできている理由の一つです。

これを機にGメールなどに乗り換えましょう。

auよりつながりが悪い

auとpovoを3週間使ったんだけど。とにかくpovoは回線が悪く電車に乗ると所々途切れるエリアがあります。

速度はデータMAXプランと同じくらいですが、拾えないエリアはいつになっても拾えません。

au(4G)データMAX 5Mbps〜50M
povo(4G)圏外 or 5Mbps〜50Mbps

— レーサン (@minatohayami) April 20, 2021

auよりつながりが悪いようです。

速度、電波のつながり具合がahamoより悪い

おはようございます榛名です(⺣◡⺣)♡*
昨日ahamoに変えました。
結論から言うとpovoより断然いいです!
速度!電波の繋がり具合全て上回っています!
これでやっとauの呪縛から解放されました♡
(あくまで榛名観点からの意見なんで)
#ahamo
#povo

— 金剛型三番艦高速巡洋戦艦 榛名 (@kongo_haruna_) April 20, 2021

ドコモの新料金プランahamoよりつながりが悪く速度が遅いようです。

なんのためのオンライン専用プランなのか

しかしiPad Pro買い替えたらPovoのeSIMを移動しなきゃいかんのだな。やりかたは分かったけど、移動には電話しないといけないの果てしなくめんどくさくないですかね。何のためのオンライン申し込み専用プランなんだろう。

— のらねこ! (@ragemax) April 21, 2021

povo、やっとsim交換の受付開始したとおもったら、申し込んでも一週間たっても音沙汰ないので、本当にクソ。
サービス無いのは分かったから、事務処理くらいはスムーズにしてくれ。

— 黒いシャツの影 (@kuroshrts) April 20, 2021

この方のおっしゃるとおり、なんのためのオンライン専用プランなのか、と思いますね。

povoは自力で解決できる人向けプランである

povoにしたんですけどね。
サポートはオンラインのみってそれ自体は文句は無いんですけど、チャットボットのみの対応って普通に騙された感じしかしない。
こちらの疑問は何も解決しないですよauさん。

— 半ズボン 645 (@doruhira) April 19, 2021

Povoにすると携帯にトラブルが発生しても自分で対処しないとだめらしいから今のままでいいやw
自力で解決できる人向けのプラン #au #povo

— てっちゃん (@tetsu_337) April 20, 2021

まさしくそのとおりです。povoには有人による店頭・電話サポートがありません。

サポートを残しつつ毎月の料金を下げたい方はUQモバイルを選べばいいのです。

povoに関するツイートをいくつかピックアップしてみました。

意外にも「不平・不満の声」が多くてびっくりしています。

同じようにLINEMで調べたときはあまり悪い評判が見当たらなかったからです。

印象として「LINEMOユーザーよりpovoユーザーの方がスマホに詳しくない(自力で調べれない)人が多い」と感じました。

そういった点が「不満の多さ」につながっているのかもしれません。

杉本

povoは今のところ有人サポートが一切ないので、余計に不満が溜まっているとも考えられますね。

※ahamoやLINEMOはチャットサポートが有人での対応となっています。

povoに関する良い口コミ

続いて良い口コミをピックアップしました。

格安SIMより速い、ちゃんと使える

格安SIMからpovoに変更。スピードテストしたら通常の3倍早い。
今まで下り10mbps台だったのが30台になった。全然アンテナが立たない職場でどのくらいつながるかな〜

— しろねぎ🟣🟢⚫PIW→TT→LUXE (@sironeghi) April 20, 2021

わしもpovoにしたけど今のところ問題ない
前回長野へ行った時も通信状態はauと変わらずだったよ!

— 空気 (@kuuki_yome_) April 20, 2021

弊社の検証結果としても同意で、ちゃんと使えている印象です。

auの半額程度でギガは3倍

auの新料金プランのpovoに変えてみた!

前まで7GBで5000円くらい払ってたのが20GBに2500円になってお得👍

2年契約の解約金がどうなるか、、、🤔 pic.twitter.com/KXeIYFQ8I5

— KO-YA (サーキット初心者キャンプ初心者) (@koya_racing) April 20, 2021

auに比べれば圧倒的に安くなるのは至極当然です。

なお、auからの乗り換えであれば2年縛りの違約金(解約金)は一切かからない>ので安心してください。

「au」「UQ mobile」「povo」間の移行手続きにおいて、手数料(「契約解除料」「番号移行手数料」「新規事務手数料 (UQ mobileでは、SIMパッケージ料金)」)は発生しません。

au「よくある質問」より引用

24時間使い放題トッピングが便利そう

いろいろと調べて、考えて、対策をとって、povoを始めた。

コレで出先での通信量をほぼ気にしなくて良くなった。(^^)
後、24時間使い放題220円ってあってだね。多分コレを使えばホテルや旅館、キャンプでいくら動画を観てもオッケーと言うわけだろう。多分。

— 雷句誠 (@raikumakoto) April 19, 2021

povoのいいところはいざとなればデータ使いたい放題が220円で買えるところがいいよね

— プリン隊 (@custard_pudding) April 19, 2021

povoの魅力はなんといっても「24時間使い放題」です。1回わずか220円ですので、いざというときに気兼ねなく使えます。

povoに対して「高評価」のツイートをいくつかピックアップしてみました。

「povoに変えた!」という声は多かったのですが、変えてから「最高!」という声はあまり見当たらなかったです。

不満に対しては大声を上げ、満足していれば呟かないのがTwitterあるあるではありますが、ahamoやLINEMOに比べても少ない印象でした。

逆に「UQモバイルで十分」「UQモバイルの方が(サポートがあるから)良い」という声がチラホラあったことからも「サポートは重要」ということを改めて感じました。

杉本

ただ安くしたいだけであれば、対面・対人サポートのあるUQモバイルの方が安心して使えるのは間違いないですね。

以上がpovoの口コミ・評判でした。

povoの初期設定方法を解説

povoの初期設定方法

povoへ乗り換える場合の初期設定方法を確認しておきましょう。

auからpovo、ドコモからpovo、ソフトバンクからpovo、格安SIMからpovo、新規でpovoなどなど、人によって状況がバラバラすぎます。

povoの公式サイトにてそれぞれの解説がまとまっていますので、ぜひ参考にしてください。

参考:povoのご利用(開通)手続き

povoはこんな人におすすめ

povo

最後に、実際に使ってみてわかった「povoはこんな人におすすめ」をまとめます。

povoはこんな人におすすめ

  • キャリアメールも留守番電話も不要な人
  • 何かあったときに自分で調べたり解決できる人
  • サブ端末やパソコン、自宅にWi-Fiがある人
  • 20GBで足りる(毎月の料金を下げたい)人
  • 光回線とのセット割引を活用していない人

キャリアメールも留守番電話も不要な人

povoすると使えなくなる「キャリアメール」「留守番電話」が不要な人であることが最低条件となります。

留守番電話は転送機能とIP電話を組み合わせることで、擬似的に使用可能です。

何かあったときに自分で調べたり解決できる人

povoにするとショップや電話でのサポートがなくなります。

チャットサポートも「自動応答」なので、有人サポートは何一つありません

つまり、今後は何かわからないこと、困ったことがあった際に自分で調べたり解決できないといけないのです。

そういったことができる人であれば、povoにしても大丈夫でしょう。

現状であるpovoのサポートは「よくある質問(いわゆるFAQ)」だけです。

スマホに疎い方であれば、間違いなく色々と困ることが出てくるでしょう。

サポートが必要ならUQモバイルでも安くなる

auのサブブランド「UQモバイル」であれば、povoほどではないですが毎月の料金を安くすることができます。

UQモバイルの料金プラン

月額料金くりこしプランS
(3GB)
1,628円
くりこしプランM
(15GB)
2,728円
くりこしプランL
(25GB)
3,828円

※余ったデータを繰り越すこともできます。

さらに、povoとは違い、ショップや電話でのサポート、チャットでのサポートも使うことができるのです。

povoにすると一切の有人サポートがなくなるので「いざというときが心配だなぁ」という方は、povoではなくUQモバイルを選ぶことをおすすめします。

サブ端末やパソコン、自宅にWi-Fiがある人

povoで使っているスマホが壊れてしまった場合でもショップは助けてくれません。

そのため、メインで使っているスマホとは別でスマホやタブレットを持っていたり、パソコンを持っていないと「何かあったとき」に非常に困ることになります。

また、自宅にWi-Fiがある人でないと各種アップデートやパソコンから問い合わせなどもできなくなるのでpovoを使うのは難しいです。

20GBで足りる(毎月の料金を下げたい)人

毎月のデータ容量が20GBで足りるのであれば、毎月の料金が格段に安いpovoがうってつけとなります。

「20GBで足らない」のであれば、キャリアの大容量プラン(auであればデータMAXプラン)を選びましょう。

光回線とのセット割引を活用していない人

家族で複数台持っていると光回線とのセット割引と家族割引でかなり通信費を節約できます。

ただし、一人暮らしや二人暮らしくらいだとセット割引の恩恵が少ないです。

「20GBで十分だし、セット割引の恩恵も少ない」という方はpovoにしたほうがオトクになりますね。

以上が「povoはこんな人におすすめ」でした。

杉本

キャリアメールも対人サポートも不要だという人はpovoに乗り換えることをおすすめします

povoに乗り換えて通信費の節約をしましょう

povo

povoに乗り換えることで通信費を大幅に節約することができます。

いくつか注意点はあるものの、スマホ慣れしている人(自力で解決できる人)であれば大きな問題はないでしょう。

使い心地は非常によく、auと遜色ない動きの速さを実感しています。

とはいえpovoにすることで使えなく機能がいくつかありますので、その点だけ注意しましょう。

キャリアメール、留守番電話、対人サポート、いずれかが必要な方はpovoの乗り換えるべきではありません。

全て揃っているにも関わらず、povo並のコスパを実現している「UQモバイル」に乗り換えるのが正解です。

どちらにしても通信費が大幅に節約できるので、この機会にぜひ乗り換えてみましょう。

UQモバイル(公式):https://shop.uqmobile.jp/

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簡単1分で申し込み完了

povoをahamoやLINEMOと比較する

「本当にpovoでいいのかなぁ?」と心配な方は、povoを他社回線と比較しましょう。

ちゃんと納得した上でpovoに切り替えてくださいね。

povoとahamoを比較する

ドコモの新料金プラン「ahamo」と比較しています。

povoとLINEMOを比較する

ソフトバンクの新料金プラン「LINEMO」と比較しています。

povoと楽天モバイルを比較する

楽天モバイルと比較しています。

povoとUQモバイルを比較する

auのサブブランド「UQモバイル」と比較しています。

povoとahamoとLINEMOと楽天モバイルを比較する

ahamo、LINEMO、楽天モバイルと比較しています。

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そのため当サイトでは、いわゆる「ポケットWiFi」のことを「ポケット型WiFi」もしくは「モバイルWiFi」もしくは「モバイルWiFiルーター」等といった表記を使用しています。

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この記事を書いた人

家電量販店や訪問販売、携帯ショップにてネットの取次業務を10年以上やっていました。
現在はパソコンやネットのトータルサポート業をやっています。

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