スグコネ(東邦ガスのWiFi)を使った感想とデメリットを徹底解説|口コミ・他社比較まとめ

スグコネ(東邦ガス)WiFiを使った感想とデメリットを徹底解説|口コミ・他社比較まとめ
この記事でわかること
  • 東邦ガスが提供するレンタルホームルーター「スグコネ」を実際に使ってみた
  • 月100GB・月額4,928円・いつ解約しても違約金は0円
  • 月途中でギガが追加できるのが推しポイントの一つです

「スグコネっていうWi-Fiルーターがあるみたいなんですけど、どうですか?」

日本四大都市ガスの一つである「東邦ガス」が提供するWi-Fiサービス「スグコネ」。

2020年7月よりサービスを開始しています。

主な特徴は次のとおりです。

スグコネの特徴

  • ソフトバンク回線を使用(MVNO)
  • 月額4,928円で月100GBまで使えるホームルーター
  • データ容量の追加も可能
  • 途中解約でも違約金なし
  • 初月は利用料金が無料

スペック的には非常に優秀だと思います。

月100GB使えるポケット型WiFiはたくさんありますが、ホームルーターは非常に珍しいです。

弊社で検証した結果、速度的には特に問題なく使えています。

<スグコネの速度>

スグコネ「実際の速度」:お昼13時頃

実際に使ってみた感想、気づいたデメリットなどをまとめました。

スグコネを申し込もうと検討していた方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

スグコネを実際に使ってみた

スグコネ

スグコネはヤマト運輸で届きました。

土日祝を除いた、翌営業日発送です。

注文後、最短2日後に届きます。

スグコネの同梱物

スグコネの同梱物

スグコネの同梱物はルーターが入った簡易箱とペライチの説明書きのみと、いたってシンプルでした。

スグコネの同梱物

表面の保護シールを剥がして使いましょう

箱の中身は無線ルーター(本体)とアンテナ、電源アダプターの3つだけです。

スグコネSIMカード刺さっている

背面にはLANポートもあるので、有線(LANケーブル)での接続も可能

SIMカードはすでに刺さっています。

スグコネのSIMカード

ソフトバンクのSIMカードが刺さっている

解約時にはこの4点全て返却が必要で、なくしたり破損させた場合は弁償金の支払いが必要になるので、ちゃんとしまっておきましょう。

<破損などにおける弁済金>

  • ルーター本体:16,500円
  • 付属アンテナ:3,300円(1本につき)
  • 電源アダプター:3,300円
  • SIMカード:3,300円

ホームルーターはTP-LINK社のMR400

ホームルーターはTP-LINK社のMR400

画像出典:TP-LINK「MR400」

スグコネのホームルーターは、TP-LINK社の「MR400」という製品です。

「MR400」は商業用のホームルーターとなり、市販はされていません。

アンテナを取り付けてコンセントに挿すだけ

MR400 アンテナを取り付ける

2本のアンテナを本体に取り付けて、電源アダプターをコンセントに挿しましょう。

MR400 電源ボタン

本体に電源ボタンがあるので、ポチッと押せば電源が入ります。

Wi-Fiに接続する

MR400 電源ランプなど

ルーター前面のランプが点灯したら準備完了です。

左から「電源」「インターネット」「Wi-Fiランプ」「アンテナ」になります。

Wi-Fi接続用のSSIDとパスワードは本体裏面に記載されています。

スグコネのSSIDと接続用パスワード

この機種の場合は

  • SSID(2.4GHz):TP-Link_D3F3
  • SSID(5GHz):TP-Link_D3F3_5G
  • 接続用パスワード:55101592

になりますので、いつもどおりWi-Fiにつなげましょう。

家の中で使う場合がほとんどだと思いますので、基本的には「5GHz」につなげておくと良いでしょう。

今回はiPhoneで説明をしますが、Androidスマホやパソコンでも同様です。

Wi-Fiの設定画面から、該当するSSIDを選択。パスワードを入力して接続をタップ。SSIDの左側にチェックマーク及び画面上部にWi-Fiのアイコンが表示される。

Wi-Fiの設定画面から、該当するSSIDを選択。パスワードを入力して接続をタップSSIDの左側にチェックマーク及び画面上部にWi-Fiのアイコンが表示される。

以上でWi-Fiの接続は完了になります。とっても簡単ですね。

スグコネ「実際の速度」:午前11時頃

スグコネ「実際の速度」:午前11時頃

スグコネの通信速度

日時下り上り
2020年11月28日 10時53分19.3Mbps28.8Mbps

まずは比較的速度の出やすい午前中に測ってみました。

下りも上りも悪くない速度が出ています。

スグコネ「実際の速度」:お昼13時頃

スグコネ「実際の速度」:お昼13時頃

スグコネの通信速度

日時下り上り
2020年11月27日 12時53分28.5Mbps26.9Mbps

続いては比較的速度の出にくいお昼の時間帯に測ってみました。

こちらの時間帯でも、なかなかの速度が出ています。

スグコネ「実際の速度」:夕方18時頃

スグコネ「実際の速度」:夕方18時頃

スグコネの通信速度

日時下り上り
2020年11月27日 17時41分16.3Mbps26.7Mbps

続いては夕方の18時頃に測ってみました。

この時間帯はギリギリ混みにくいので、一般的に速度は出やすくなっています。

スグコネも例に漏れず、相変わらず悪くない速度が出ています。

スグコネ「実際の速度」:夜21時頃

スグコネ「実際の速度」:夜21時頃

スグコネの通信速度

日時下り上り
2020年11月26日 21時23分24.9Mbps28.4Mbps

一般的に一日の中で一番混みやすく、速度が出にくいのが夜に21時~22時頃です。

ただし、スグコネでは下り25Mbpsとかなり良い速度が出ました。

上りも速いので、これならスムーズに使えます。

スグコネ「実際の速度」:深夜0時頃

スグコネ「実際の速度」:深夜0時頃

スグコネの通信速度

日時下り上り
2020年11月28日 0時10分17.2Mbps28.0Mbps

夜中の12時付近も速度は出にくい時間帯となりますが、スグコネはなかなか良い数値が出ました。

動画を見たりSNSを見たりしていて、特別遅いと感じることはありませんでした。

【感想】下りも上りも速度的には問題なさそう

ホームルーターで一番気になるのは速度です。

速度が遅くなりやすい夜間帯でも10Mbps以上出ているので、一般的な使い方をして特に困ることはないでしょう。

一日を通して特別遅さを感じることもなかったので、悪くないホームルーターだと思いました。

以上がスグコネを実際に使ってみた感想と実際の速度です。

続いては他のユーザーの口コミ・評判をチェックしてみましょう。

スグコネ みんなの評判・口コミをチェック

Wi-Fi全般の評価に厳しいTwitter(#スグコネ)にて、スグコネの評判・口コミをチェックしました。

ところが、あまりPR活動を行っていないせいか、スグコネについて発言しているものが一つも見つからなかったです。

今後新しい口コミが見つかり次第、更新していきたいと思います。

スグコネの料金・スペック

スグコネの料金・スペック

「スグコネ」の料金・スペックを確認しておきましょう。

スグコネの料金プラン

「スグコネ」の料金プランは1つだけと非常にわかりやすくなっています。

スグコネの料金プラン

契約期間1年
※契約途中の解約でも違約金はなし
事務手数料3,300円
データ通信量月100GB
月額料金4,928円
初月分無料
ルーター本体無料レンタル
※解約時に要返却
端末補償月額440円
補償範囲破損、故障、水没、盗難、紛失
(1年に1回まで無料交換)
未加入時の弁済金本体:16,500円
アンテナ:3,300円(1本)
電源アダプター:3,300円
SIMカード:3,300円(補償対象外)
ルーター送料無料
発想までの日数最短翌営業日
※土日祝を除く
支払い方法クレジットカードのみ
クーリングオフ
(初期契約解除)
8日以内

100GBってどれくらい使える?

「月100GB」はどれくらい使えるのか

1ヶ月に100GBあれば、どれくらい使えるのかの目安表をご覧ください。

データ通信量の目安
「1ヶ月100ギガでどれくらい使えるのか」

項目使用時間・回数1日あたり
LINE通話4000時間133時間
Instagramで画像・動画閲覧100時間3.3時間
YouTube視聴
(標準画質「360p」)
500時間16時間
YouTube視聴
(高画質「720p」)
150時間5時間
Amazonプライムビデオ
(高画質ストリーミング再生)
165時間5.5時間
Amazonプライムビデオ
(高画質ダウンロード再生)
540時間18時間
Netflix
(モバイルデータ自動)
400時間13時間
ZOOM会議150時間5時間

※ネット検索やLINEトーク、GoogleMap程度であればギガはほとんど使いません。

参考:データ通信量の目安|DMMmobileデータチャージ容量1GBの目安を知りたい|au通信量の目安|hi-hoNetflixのデータ使用量Amazonプライムビデオアプリ データ通信量どれくらい使うか検証YouTubeアプリ データ通信量どれくらい使うか検証

杉本

これだけ使用できるのであれば、よほどのヘビーユーザーでない限り足りなくなるということはないと思います。

端末保証

端末の破損、故障、水没、盗難、紛失時に修理代を払う必要がなくなります。

端末保証オプション

料金月額440円
申し込み条件サービス申し込み時に同時加入
※後からの加入や解約後の再加入は不可
保証対象・取扱説明書及びその他の注意事項等の記載内容に従った正常な使用状態の下で機器が故障した場合
・機器が破損した場合
・機器が全損した場合
・機器が水没した場合
・機器を盗難・紛失した場合
保証対象外・お客様の改造による損害
・使用による劣化や色落ち等
注意事項※補償未加入時の修理・交換費用は16,500円(本体)となります。
※SIMカードは補償対象外です。

ルーターはレンタル品になります。

心配な方は、端末補償オプションに加入することをおすすめします。

ホームルーターですので持ち歩くことがありません。

そのためよっぽど壊してしまう心配はないでしょう。

小さなお子様がいらっしゃるような家庭ですと、万一に備えて加入しておいたほうがいいかもしれません。

なお、弊社では基本的に端末補償には加入しません。

スグコネの違約金

「スグコネ」は1年契約(自動更新)とはなっていますが、契約途中に解約をしても違約金がかかりません。

いつでも無料で解約できるので安心してください。

ギガの追加が可能

スグコネの大きな特徴の一つとして、途中でギガを追加できることがあります。

これを「追加SIM」と言いますが、月間通信量が90GBを超えた場合に限り、公式サイトのマイページから追加購入(月2回まで)することができます。

※別途SIMカードが送られてくるので、既存SIMカードと入れ替えて使います。追加1枚あたり最大100GBまで使用可能。

追加SIMの料金

SIM追加回数月間合計通信量追加後の月額料金
(追加分)
1回目100GB~120GB5,478円
(+550円)
120GB~150GB6,578円
(+1,100円)
150GB~200GB8,778円
(+3,300円)
2回目200GB~300GB13,178円
(+7,700円)

50GB以上使ってしまうと一気に課金されてしまうので気をつけましょう。

利用量が少ない方は、スグトクボーナスがもらえる

スグトクボーナス

毎月の利用量が少ない方には、スグコネの支払いにも使用できるASMITASポイントがプレゼントされます。

スグトクボーナス(ASMITASポイントの付与)

月間通信量が50GB月間通信量がユーザー全体の20%に該当
200ポイント300ポイント

1ヶ月のデータ通信量が50GB以下であれば、もれなく200ポイントがもらえます。

また、ユーザー全体のうち、利用量が少ない下位20%の方には、さらに300ポイントが付与されます。

最大で合計500ポイントももらえるのです。

この500ポイントは、そのまま500円分として毎月の支払いに充当することが可能です。

また、Club TOHOGASにおいて商品との交換や電子マネーとの交換もできます。

杉本

スグコネは東邦ガスが提供する「ASMITAS」という様々なサービス群の一つになります。

ホームルーターの仕様

「スグコネ」からレンタルするホームルーターのスペック(仕様)を確認しておきましょう。

スグコネのホームルーター仕様

機種名TP-LINK MR400MR400
サイス202×141×33.6mm
最大通信速度下り:150Mbps
上り:50Mbps
※4G利用時
Wi-Fi規格5GHz:11ac/n/a
2.4GHz:11b/g/n
同時接続台数64台
メーカーTP-LINK

下り最大速度が150Mbspというのは少々遅い気がするかもしれません。

ですが、実行速度は20~40Mbpsほど出ていますので、ホームルーターとしては十分でしょう。

有線LAN接続が可能

スグコネで使用するホームルーター「MR400」の特徴は、有線LANでのネット接続が可能な点です。

無線接続よりも安定した速度が出やすくなります。

また、無線接続に対応していないデバイスも、LANケーブルを仕様して接続することが可能です。

<注意>TP-LINK社製品で起きているDoS攻撃について

2016年に発売されたTP-LINKの無線LAN中継機において、事実上のDoS攻撃を行ってしまう現象が起きていました。

TP-LinkWi-Fi(無線LAN)中継器が、NTPクエリを5秒おきに6件のサーバーに送信し、月に715.4MBも通信していた事実が明らかになっています。

GIGAZINE「TP-Link製のWi-Fi中継器が高頻度のリクエスト連発で月間715MBも通信していたことが判明」より引用

どういう意味かと簡単に言うと、第三者のサーバーに「必要以上にアクセス」を行い負荷を与えすぎている、ということです。

※平たくいえば「迷惑行為」です。

これに対してTP-Link側もフォームウェアのアップデートで解決したと公式サイトで発表しています。

RE450 V1:対策ファームウェア更新済み

TP-LINK「TP-Link製無線LAN中継器によるNTPサーバーへのアクセスに関して」より引用

ところが、2020年7月に有志の方が検証したところ、上記の症状がファームウェアの更新で改善していなかったことが報告されています。

残念ながら2020年現在でも状況に変化はありませんでした。

Null Gamer Exception「TP-LINK(RE450v1)のフィルタ設定のお願い」より引用

おそらく多くの方が「DoS攻撃?」「NTPサーバー?」となっているかもしれません。

また、使用者自身に何か被害があるわけでもないので「関係ないじゃん」と思っているかもしれません。

この件が非常に問題なのは「意図せず第三者への攻撃に参加させられている(加害者になっている)」ということなのです。

TP-LINK社の製品全てが同一仕様になっているわけではありませんが、公式サイトの発表通りなのであれば少なくとも11製品が「意図せず攻撃する仕様」になっていたことになります。

※全ての製品が修正済みとなっていますが、少なくとも1つは修正されていないことが上記有志の方により判明しています。

2014年には中国製のルーターの多くにバックドアが仕掛けられていることもわかっています。

各メーカーのルーターにバックドアが仕掛けられており、ハッカーに乗っ取られネットワークセキュリティが脅かされる恐れがある

SciencePortal China「ルーターにバックドアの危険性、情報漏洩の恐れも」より引用

同じ中国メーカーの「ファーウェイ」製品がアメリカやヨーロッパから排除された際は、日本でも話題となりました。

米政権は既に政府機関の調達を禁じるなど米国内からファーウェイ製品などの排除を進めている。

日本経済新聞「米、ファーウェイ・ZTEを排除 通信会社向け規制施行」より引用

英政府は14日、次世代通信規格「5G」から中国の通信機器最大手華為技術(ファーウェイ)を2027年までに排除することを決めた。

日本経済新聞「英、27年までにファーウェイ製品完全排除」より引用

TP-LINK社自体はアメリカやヨーロッパから排除されていません。

ですが、疑わしい行動をしていたのは事実であり、未だ改善がされていないのです。

ビックカメラやヨドバシカメラなどでもTP-LINK社の無線ルーターは売られています。

日本製品に比べてコスパが良いため、お店によって「おすすめ製品」としてプッシュしているところもあるでしょう。

よく理解した上で購入・使用するようにしましょう。

杉本

上記のことから、TP-LINK社製品は安全と安心を提供できないと判断し、弊社がおすすめすることはございません。

回線はソフトバンクのMVNO回線を使用している

スグコネは、ソフトバンクの4G LTE回線を使用します。

ただし、ソフトバンクの生回線ではなく、あくまでもMVNO回線です。

アプリ内では「b-mobile」と表示されているので、おそらく「b-mobile」の回線だと思われます。

つながるエリアとしてはソフトバンクの4G LTE回線と同じですので、スマホの電波が入るところであればどこでもつながると思ってもらえば大丈夫です。

ソフトバンクの通信可能エリアはHP(https://www.softbank.jp/mobile/network/area/map/)にて確認することができます。

「ソフトバンクのスマホでないと使えない」という意味ではありません。

ドコモでもauでも格安SIMでも、関係なく使えますので安心してください。

MVNO回線とは?

いわゆる「格安SIM」のことです。

キャリア純正の生回線よりも「速度が遅くなりやすい」という特徴があります。

杉本

使えるエリアは変わりません。

あくまでも「速度」がキャリア回線より遅くなりやすいです。

現状では悪くない速度が出ています。

ただし、ユーザー数が増えたときに「MVNO回線」で耐えきれるのかが、ちょっと心配ですね。

自宅以外でもコンセントさえあればどこでも使える

スグコネはコンセントに挿して使用するタイプのホームルーターです。

つまり、自宅だけでなく会社や学校など、コンセントさえあればどこでも使うことができます。

海外では使えない

スグコネは国内線用のWi-Fiサービスです。

海外でも使用できませんので、お気をつけ下さい。

初月は無料、ルーター到着の9日後に課金開始

スグコネはルーター到着の9日後に課金が開始します。

課金が開始した月を初月として、初月は利用料が無料となっています。

月額料金が請求されるのは、翌月分からということです。

(例)

11月25日にルーターが届いた場合、課金開始は12月4日となる。

12月分の料金は無料となり、1月分からの請求ということになる。

※11月25日~30日までの利用料も無料。

電源を入れた直後に契約確認のメールが届く

商品を受け取ったのは11月25日なのですが、実際に電源を入れたのは翌26日でした。

電源を入れた直後にスグコネから契約確認のメールが届いたので、おそらく「使い始めた日」を使用開始日としているのでしょう。

26日を1日目として8日目までをお試し利用期間とできるので、非常に良心的と言えます。

解約は、申請月の翌月末扱いでの解約となる

スグコネは、申請した月に解約することはできず、解約は申請した翌月末扱いとなります。

初月に解約をしても1ヶ月分の料金だけはかかる

初月は無料となっています。

だからといって初月に解約を申請しても、実際に解約となるのは翌月末です。

そのため翌月1ヶ月分の料金だけは必ずかかるようになっているので、お気をつけ下さい。

8日以内の解約であれば事務手数料のみ

スグコネはいわゆるクーリングオフ(初期契約解除)に対応しています。

そのため、ルーター到着後(利用開始日を1日目とする)の8日目までに解約申請をすれば、事務手数料(3,300円)のみの支払いだけで即時解約することができます。

解約時の返送料は着払いになる

解約の際はカスタマーセンターへの連絡が必要になります。

後日「返却キット」が送られてきますので、ルーターなど一式を梱包した後「着払い」にて返送します。

返送代の負担がないのは嬉しいですね。

以上が「スグコネ」の料金やスペックでした。

続いては最も大事な「スグコネ」の注意点・デメリットを確認していきましょう。

スグコネ 7つの注意点・デメリット

いざ申し込む前に「スグコネ」の7つの注意点・デメリットを必ず確認しておきましょう。

スグコネ 7つの注意点・デメリット

  • MVNO回線なので、速度低下が心配
  • 縛りがない分、月額料金が割高
  • クレジットカードでしか支払いができない
  • 当月での解約ができない
  • 解約時はルーターなど全て返却が必要になる
  • ルーターの信頼性に不安が残る

MVNO回線なので、速度低下が心配

スグコネはMVNO回線なのでユーザー数が増えると速度が低下しやすいといったデメリットがあります。

今のところは順調に使えているので大丈夫ですが、この先が少し心配です。

縛りがない分、月額料金が割高

スグコネは契約途中であっても違約金がかからずに解約できるのがメリットの一つです。

ですが、その代わりに毎月の料金が割高になっています。

例えば、同じ100GB使えるポケット型WiFiのMugen WiFi」であれば、月額料金は3,718円とスグコネより1,200円も安いです。

こちらは2年縛りで、1年以内の解約だと違約金が9,900円、1年以上使うと5,500円となります。

つまり、長く使えば差額分で違約金分がペイできてしまうわけです。

結論、8ヶ月以上使うのであれば「Mugen WiFi」の方がどんどんオトクになっていき、逆にスグコネはどんどん損になってしまいます

ポケット型WiFiであればコンセントなしで、家でも外でもどこでも使えるというメリットもあります。

クレジットカードでしか支払いができない

スグコネは口座振替での申し込みはできません。

クレジットカード支払いのみとなります。

スグコネの支払い専用に1枚作るのも良いでしょう。

比較的審査の通りやすく、年会費無料で、最短で届くクレジットカードとしては楽天カードをおすすめしています。

当月での解約ができない

スグコネは申請した翌月末での解約となっています。

「今月で解約しよう!」

ができませんので、お気をつけ下さい。

解約時はルーターなど全て返却が必要になる

解約時にはルーターなど一式の返却が必要となります。

端末(ルーター本体)、充電ケーブル、ユーザーマニュアル(取扱説明書)、箱、いずれか一つでも欠品・破損があると弁済金を払わなくてはいけません。

取り扱いには十分気をつけましょう。

ルーターの信頼性に不安が残る

先程も少しふれたように、TP-LINK社の製品は信頼性に不安が残ります。

やはり「ファームウェアの更新で修正済み」と公表しているのにも関わらず「改善されていない」という点は見逃せないですね。

TP-LINK社の製品はスペックの割には非常に価格が安いのが特徴です。

あまりに安いので「どうしても怪しく見えてしまう」という認知バイアスがかかっている可能性は否めません。

以上が「スグコネ」の注意点とデメリットでした。

上記の内容をしっかりと把握してから申し込むようにしましょう。

結論:短期利用であればアリ|心配性な方はやめておきましょう

スグコネ(東邦ガス)WiFiを使った感想とデメリットを徹底解説|口コミ・他社比較まとめ

いつ解約しても違約金がかからない、というのはやはり嬉しいです。

そういう意味で「短期間だけ使いたい」といった方であれば十分アリだと思います。

短期利用であれば、同じく契約に縛りのない「ZEUS WiFi(ゼウスWiFi)」というポケット型WiFiもあります。

参考:ZEUS WiFi(ゼウスWiFi)を使った感想とデメリット|口コミ・他社比較まとめ

ただし、メーカーに対する不信感が拭えない方はやめておいたほうが良いでしょう。

特に機密事項を扱うような仕事をされている方や、会社からセキュリティ面の厳しい指導が入っているような方は避けたほうが無難です。

また、どこまでいってもMVNO回線ですので、今後の速度がどうしても心配になります。

昨今、様々な通信トラブルも起きていますので、Wi-Fi選びは慎重に行いましょう。

スグコネ(公式):https://asmitas.tohogas.co.jp/

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なる早で返答させていただきます。

「モバイルWiFiルーターを使ったインターネット(Wi-Fi)サービス」の総称として「ポケットWiFi」という言葉を使っている人が多いですが、ポケットWiFi(Pocket WiFi)とは「ソフトバンク社が提供するモバイルWiFiルーター」の登録商標(商品名)になります。

そのため当サイトでは、いわゆる「ポケットWiFi」のことを「ポケット型WiFi」もしくは「モバイルWiFi」もしくは「モバイルWiFiルーター」等といった表記を使用しています。

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この記事を書いた人

家電量販店や訪問販売、携帯ショップにてネットの取次業務を10年以上やっていました。
現在はパソコンやネットのトータルサポート業をやっています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • スグコネを契約して、その後解約した者ですが、解約の連絡をしてから、着払い伝票が送られてきたので、スグコネを返却する時の本体の郵送費用の負担は無かったですよ!

    • 貴重な情報をありがとうございます。
      先程弊社からも確認しましたが「着払い」との回答を得ることができました。
      以前確認した際は、どうも私が勘違いをしていたようです。
      ご指摘いただきまして誠にありがとうございます。
      今後とも宜しくお願いいたします。

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