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LINEMOをモバイルルーター「FS040W」で使う設定方法の解説と速度

LINEMOをモバイルルーター「FS040W」で使う設定方法の解説と速度
この記事でわかること
  • 月額2,400円(税込2,728円)で20GB使えるLINEMO(ラインモ)
  • モバイルルーター「FS040W」に入れればポケット型WiFiとして使うこともできる
  • 実際に検証した結果・設定方法などを紹介する

「モバイルルーターFS040Wで、LINEMOのSIMは使えますか?」

ずばり使えました。

FS040Wは富士ソフトという国内メーカーから発売されている、SIMフリーモバイルルーターの雄です。

様々なSIMに対応しており、速度やバッテリーの持ちにも定評がある人気のモバイルルーターとなっています。

人気のモバイルルーター「FS040W」

FS040Wのスペック

最大速度下り:300Mbps
上り:50Mbps
Wi-Fi規格11a/b/g/n/ac(2.4Ghz/5GHz)
サイズ76.0×76.0×19.6mm
対応BAND1/3/8/11/18/19/21/26/41
最大接続台数15台
連続通信時間20時間

LINEMOはソフトバンク回線を使用しているため、FS040Wでも問題なく使うことができました。

実際に使ってみたところ、速度も申し分なく出ていますし、今のところ目立ったトラブルは起きていません

非常に安定して使うことができています。

LINEMO(ラインモ)

「LINEMO」は月額2,728円で20GBも使えるソフトバンクの新プランです。

本来はスマートフォンとして使うのが一般的ではありますが、このようにモバイルルーターに入れればポケット型WiFiとして使うこともできます。

LINEMOのポイント

  • 月額2,728円で20GBまで使える
  • LINEアプリはギガフリー(テザリングもOK)
  • ソフトバンクの生回線を使用(MVNOではない)
  • 使えるエリアが広く、速度も安定
  • 20GB超過後も1Mbps出る
  • 事務手数料は0円、契約期間もなし(いつ解約しても違約金0円)

LINEトークやLINE通話は全てギガフリー対象となります。

テザリングやWi-Fiでつないだ分も対象です。

LINEMOはテザリング分もLINEギガフリー

また、20GBを使い切った後でも1Mbps出るので、用途によっては「ギガ使い放題」と言うこともできます

(参考)1MbpsでYouTube動画(360p・480p)が視聴できるかのテスト動画

杉本

これだけ使えれば、日常的には問題ないかと思われます。

自分の使い方次第と言えそうですね。

※20GBを超えてもLINEアプリは速度が低下しません。

本記事ではLINEMOをモバイルルーター「FS040W」で使用する方法と、実際の速度について、わかりやすく解説を行います。

「20GB+LINEギガフリーが使えるモバイルルーター」を使ってみたい人は、ぜひ参考にしてください。

LINEMO(公式):https://www.linemo.jp/

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目次

【5分で終わる】モバイルルーター「FS040W」でLINEMOを使う手順・設定方法

LINEMOの内容物

それではモバイルルーター「FS040W」でLINEMO使う手順を解説していきます。

スムーズにいけば5分程度で終わってしまうので、SIMカードが届いたらサクッとやってしまいましょう。

「FS040W」でLINEMO使う手順

  1. FS040Wの電源を切る
  2. FS040WにSIMカードを入れ、電源を入れる
  3. スマホもしくはパソコンとWi-Fi接続する
  4. 「192.168.100.1」にアクセスして、ログインする
  5. 「プロファイル設定」を変更する

FS040Wの電源を切る

FS040Wの電源を切る

まずはFS040Wの電源を切りましょう。

前面のボタンを長押しすることで電源を切ることができます。

電源を入れた状態で行うと、設定がうまくできません。

FS040WにSIMカードを入れ、電源を入れる

LINEMOのSIMカード

LINEMOから届いたSIMカードをFS040Wに差し込みましょう。

LINEMOのSIMカード(nanoサイズ)

SIMカードは一番小さいサイズに切り抜きます。

※いわゆるnanoSIMです。

FS040Wの裏蓋を外す

ルーターの角に凹みに爪をひっかけて裏蓋を外します。

FS040Wの電池パックを外す

電池パック(バッテリー)も外します。

FS040WにSIMカードを挿す

SIMカードの抜きに注意して奥まで挿し込んでください。

FS040Wの電源を入れる

電池パックとカバーを元に戻したら、ボタンを長押しして電源を入れましょう。

スマホもしくはパソコンとWi-Fi接続する

いつも通り、スマホもしくはパソコンとWi-Fi接続させます。

SSIDをタップ、パスワードを入力すればWi-Fiに繋がる(チェックマークとアイコンが表示されればOK)

Wi-Fiの設定画面から、該当するSSIDを選択。パスワードを入力して接続をタップ。SSIDの左側にチェックマーク及び画面上部にWi-Fiのアイコンが表示される。

この後の設定はパソコンの方がやりやすいですが、スマホでも難なくできますので安心してください。

SSIDと接続パスワードは画面上で確認できる

前面のボタンを一度押すと画面上にSSIDと接続パスワードが表示されます。

FS040WのSSIDと接続パスワードを確認する

(参考)本端末のSSIDと接続パスワード

  • SSID:FS040W_119986
  • 接続パスワード:72307578

「192.168.100.1」にアクセスして、ログインする

「192.168.100.1」にアクセスする

Wi-Fiに繋げたらブラウザ(safariやGoogleなど)を立ち上げて「192.168.100.1」にアクセスしてください。

「パスワード」を入力して「ログイン」をタップ

ログイン画面になるので「パスワード」を入力して「ログイン」をタップします。

(参考)FS040Wの初期パスワード

  • パスワード:admin

「プロファイル設定」を変更する

「プロファイル設定」を変更する

ログインができたら左上の「←」をタップしてメニュー画面に推移し、「モバイルネットワーク設定」をタップします。

新規のプロファイルを作成する

「プロファイル設定」画面に推移するので、下へスクロールして「新規」をタップします。

LINEMOのプロファイルを作成する

新しくプロファイル設定を作成できるようになるので、以下の情報を入力していきます。

  • プロファイル名:LINEMO(任意の名前を入力)
  • ユーザー名:lm(小文字のエルとエムです)
  • パスワード:lm(小文字のエルとエムです)
  • APN:plus.acs.jp
  • 認証タイプ:CHAP
  • IPタイプ:IPv4/v6

全部入力したら「設定」をタップします。

端末を再起動させる

「設定を行うと本端末が再起動します。設定してもよろしいですか?」と表示されるので「OK」をタップしましょう。

端末(ルーター)が自動的に再起動を始めます。

ルーターが再起動したら確認のため再度「192.168.100.1」にアクセスしてみましょう。

FS040Wの設定完了

「4G」とアンテナアイコンの表示、事業者名が「LINEMO」、WAN IPアドレスとDNSに数値が表示されていれば成功です。

以上でプロファイル設定は完了となります。

設定が完了したFS040W

ルーターの画面上にはアンテナアイコンと4Gの文字が出ているはずです。

もし圏外のままだったり、インターネットがつながらない場合は、端末をもう一度再起動させてみましょう。

数分待っても圏外の場合、プロファイル設定が間違っている可能性があります。

再度「192.168.100.1」へログインして、プロファイル設定をやり直してみましょう。

LINEMO×FS040Wの実際の速度を測定

それでは気になる速度を測ってみましょう。

「朝」午前10時台の速度

LINEMO×FS040Wの実効速度

LINEMO×FS040Wの速度測定

日時下り上り
2021年3月21日 10時20分34.1Mbps26.5Mbps

※iPhone11proにつないで測定しました。

まずは比較的速度の出やすい午前10時台に測ってみました。

下りは30Mbps以上出ており快調。

上りも25Mbps以上と非常に素晴らしい結果でした。

「お昼」午後12時台の速度

LINEMO×FS040Wの実効速度

LINEMO×FS040Wの速度測定

日時下り上り
2021年3月21日 12時25分26.2Mbps29.1Mbps

※iPhone11proにつないで測定しました。

続いては速度が出にくいお昼12時台。

下りは少し落ちましたが、それでも25Mbps以上も出ました。

逆に上りはさらに速くなって30Mbpsに迫る勢い。

快適に使えています。

「夕方」午後18時台の速度

LINEMO×FS040Wの実効速度

LINEMO×FS040Wの速度測定

日時下り上り
2021年3月21日 18時48分26.9Mbps29.6Mbps

※iPhone11proにつないで測定しました。

夕方の18時台は少しずつ混雑してくる時間帯です。

下りはお昼とほぼ変わらず25Mbps以上出ています。

上りも30Mbps近い速度が出ており、速いですね。

「夜」午後21時台の速度

LINEMO×FS040Wの実効速度

LINEMO×FS040Wの速度測定

日時下り上り
2021年3月21日 21時19分35.5Mbps25.6Mbps

※iPhone11proにつないで測定しました。

一日の中でもっとも混雑しやすいのが21時台です。

にも関わらず、下りはなんと35Mbpsを超えました。

上りも25Mbps超えと非常に素晴らしいです。

「夜でも遅くならない」というのは、かなり点数高いですね。

「深夜」午前0時台の速度

LINEMO×FS040Wの実効速度

LINEMO×FS040Wの速度測定

日時下り上り
2021年3月22日 0時25分32.7Mbps29.0Mbps

※iPhone11proにつないで測定しました。

最後に深夜0時台でも測りました。まだまだ利用者の多い時間帯です。

下りは引き続き好調で30Mbps以上をキープ。

上りも29Mbpsと文句ないですね。

以上が弊社での測定結果となります。

さすがソフトバンクの生回線(4G LTE)、一日を通してずっと快適に使える速度が出てました。

「FS040W」の性能を存分に発揮できるといえます。

【まとめ】縛りもなく、ソフトバンク回線が毎月20GB+LINEギガフリーで使えるLINEMO×FS040Wはアリ

LINEMOをモバイルルーター「FS040W」で使う設定方法の解説と速度

FS040WにLINEMOを入れることで、毎月20GBが月額2,728円で使えるポケット型WiFiとなります。

さらに、LINEアプリはギガフリーですし、20GB超過後も1Mbps出るというオマケ付きです。

20GB超過後もLINEの速度は落ちません。

1Mbps出ればLINEやSNSはもちろんのこと、YouTube動画(360p)も問題なく視聴できます。

つまり、用途によっては「使い放題」になるポケット型WiFiになってしまうのです。

スマホを格安SIMにして、LINEMOポケット型WiFiを持つことで、通信費をかなり節約することができますね。

LINEMO×FS040Wのメリット

  • 事務手数料は0円、契約期間もなし(いつ解約しても違約金0円)
  • 月額2,728円で20GBまで使える
  • LINEアプリはギガフリー(Wi-Fi接続でもOK)
  • ソフトバンクの生回線を使用(MVNOではない)
  • 使えるエリアが広く、速度も安定
  • 20GB超過後も1Mbps出るから日常使いに問題なし
  • ルーターは自分のなので、返却や弁済不要

「20GBくらい使えるコスパの良いポケット型WiFiを探していた」という方は、ぜひ試してみてください。

LINEMO(公式):https://www.linemo.jp/

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楽天回線エリアの方であれば、月額3,278円でギガ無制限のポケット型WiFiを持つこともできますよ。

「モバイルWiFiルーターを使ったインターネット(Wi-Fi)サービス」の総称として「ポケットWiFi」という言葉を使っている人が多いですが、ポケットWiFi(Pocket WiFi)とは「ソフトバンク社が提供するモバイルWiFiルーター」の登録商標(商品名)になります。

そのため当サイトでは、いわゆる「ポケットWiFi」のことを「ポケット型WiFi」もしくは「モバイルWiFi」もしくは「モバイルWiFiルーター」等といった表記を使用しています。

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この記事を書いた人

家電量販店や訪問販売、携帯ショップにてネットの取次業務を10年以上やっていました。
現在はパソコンやネットのトータルサポート業をやっています。

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