AsahiNet光（朝日ネット）の速度が遅い原因は4つ｜さくっと簡単に解決・高速化する方法を解説します

2024年3月11日

朝日ネット社が提供するコラボ光「AsahiNet光」では「速度が遅い」という声が挙がっています。

最大1Gbpsの超高速インターネットと謳ってはいるものの、実際に使っている人から「インターネットが遅い」「Wi-Fiが途切れる」「つながらない」と他の光回線に比べて速度の評判がよろしくありません。

AsahiNet光の実効速度ランキング

回線名	全51番中の順位
AsahiNet光	42位

参照：みんなのネット回線速度

AsahiNet光の速度が遅くなっている原因は、全部で4つあります。

AsahiNet光が遅い4つの理由

LANケーブルが古い
ルーターの性能が低い
「IPv6（IPoE）通信」を使っていない
AsahiNet光の設備がキャパオーバーになっている

それぞれの詳しい原因と解決策について、解説をしていきます。

1つずつ解決していけば、速いインターネットを手に入れることができるでしょう。

AsahiNet光が遅い4つの原因とは？

AsahiNet光の速度が遅くなっている原因は、基本的に次の4つしかありません。

AsahiNet光が遅い4つの理由

LANケーブルが古い
ルーターの性能が低い
「IPv6（IPoE）通信」を使っていない
AsahiNet光の設備がキャパオーバーになっている

この原因を1つずつ解決していくことで、速度を速くすることができます。

原因1：LANケーブルが古い

ONUとルーター、もしくはルーターとパソコンを繋いでいるLANケーブルが古いとWi-Fi（インターネットネットの速度）は遅くなります。

LANケーブルにも規格というものがあり、昔の製品はそもそも通信速度が遅いです。

また、長年使い続けていることで品質が劣化している可能性もあります。

原因2：ルーターの性能が低い

AsahiNet光は最大1Gbpsの高速インターネット回線です。

ただし、使っているルーターの性能が低いと、せっかくの能力を活かすことができません。

5年以上も前のルーターや、5,000円以下のルーターでは厳しいものがあります。

原因3：「IPv6（IPoE）通信」を使っていない

AsahiNet光は、最新の「IPv6（IPoE）通信」に対応しています。

ただし、非常に面倒なことに対応しているルーターが少ないのです。

AsahiNet光でIPv6を使用するには対応しているルーターをわざわざ買わなくてはいけないため、結局ほとんどの人が従来の遅い「IPv4（PPPoE）通信」のまま使用しています。

IPv6は6種類あり、多くの事業者が採用している「v6プラス」や「transix」であればほとんどのルーターが対応しています。

AsahiNet光独自のIPv6である「v6コネクト」に対応しているルーターは本当に少なく、対応しているルーターの性能も低いという特徴があります。

【参考】
NECのIPv6に対応しているルーターと最大速度

光回線（IPv6の種類）	対応ルーター数	最大速度
ドコモ光、So-net光プラスなど（v6プラス、transix）	13個	4804Mbps
AsahiNet光（v6コネクト）	2個	867Mbps

原因4：AsahiNet光の設備がキャパオーバーになっている

光回線は、プロバイダによって受け入れできるユーザー数（キャパ）が決まっています。

高性能なルーターで「IPv6（IPoE）通信」を使っているのにも関わらず速度が遅い場合、そもそもAsahiNet光の設備がキャパオーバーになっている可能性が高いです。

同じコラボ光であっても、事業者（プロバイダ）ごとに使用している設備が異なります。

IPv6対応のAsahiNet光であっても「遅い」という声が多く、速度ランキングでも上位にいないのは「設備が（慢性的に）足りていないから」と推測できます。

以上の4つがAsahiNet光が遅い原因です。

これらをふまえて、もっとも簡単で手間のない解決方法を紹介します。

遅いAsahiNet光の速度を改善する4つの方法

インターネットの遅さを改善する場合、通常は次の順番で手を加えます。

AsahiNet光の速度改善策を行う順番

LANケーブルを交換してみる
ダメならルーターを買い換える
それでもダメならIPv6が使えるルーターを購入して設定を変更してみる
しばらく様子を見て、効果がなければ別の光回線に乗り換える

ですが、AsahiNet光に関しては「いきなり別の光回線に乗り換える」ことをおすすめしています。

なぜなら、乗り換え先によっては無料で乗り換えてしまえるからです。

LANケーブルの交換くらいはさくっと試してみてもいいでしょう。1,000円以下で買えます。

交換だけで改善すればラッキーですからね。

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杉本

せっかくLANケーブルを買い換えるのであれば、カテゴリー「6A」、ケーブルタイプ「スタンダード」のものを選ぶと良いですよ。

少し太くて曲げにくいのが難点ですが、速度的には一番安定するので改善が見込めます。

IPv6対応で速度に定評のある光回線に乗り換えてしまえば一石三鳥

ルーターを買い替えたり、IPv6（IPoE）に切り替えたり、というのは正直面倒です。

ルーターも安くはないですから、それなりの出費も伴います。

それこそ、ルーターを買い替えてIPv6（IPoE）を使えるようにしたからといって、確実に速くなるわけではありません。

先程もお伝えしたとおり、AsahiNet光の設備自体がキャパオーバーになっているのであれば、元も子もないからです。

さっさと別の光回線に乗り換えてしまった方が、時間もお金もかけずに確実に速度を改善することができるというわけなのです。

乗り換え先の特典によって、実質負担がほぼない

AsahiNet光から別の光回線へ乗り換える場合に必要となる費用は、AsahiNet光の解約違約金と工事費残債だけです。

もし違約金や工事費の残債があった場合でも、乗り換え先の光回線には必ず何かしらの特典があるので、実質負担はほぼゼロにすることができるでしょう。

AsahiNet光を申し込んだ時期によっては、違約金も工事費の残債も一切かからない場合があります。

AsahiNet光の違約金と工事費の残債

AsahiNet光は申込みをした時期や、申込みの方法によって違約金や工事費の残債が異なります。

AsahiNet光の違約金

居住タイプ	違約金
一戸建て	最大22,000円
マンション	最大16,500円

2020年4月1日以降にAsahiNet光を申し込んだ場合は、利用開始から13ヶ月以上経っていれば違約金が0円になります。

詳しくはAsahiNet光のマイページにてご確認ください。

なお、工事費は一括払いと24回の分割払いとなっていますので、分割払いにしていた人が24ヶ月以内に解約をすると残債の支払いが必要となります。

フレッツ光やコラボ光からAsahiNet光に乗り換えて利用していた場合、工事費の残債はありません。

コラボ光への乗り換えなら再工事不要、電話番号そのまま、インターネットできない期間なし

コラボ光と呼ばれている、フレッツ系の光回線への乗り換えであれば、

「再工事不要」

「電話番号そのまま」

「インターネットできない期間なし」

です。何も心配する必要がありません。

WEBから手続きを行うだけで、約1週間後に自動で切り替わっています。

コラボ光からコラボ光へ乗り換える手続きを「事業者変更」と言います。

2019年7月から始まった新しい制度で、とても簡単に乗り換えれるようになりました。

杉本

別の光回線へ乗り換えてしまえば、わざわざルーターを買ったり、面倒なIPv6（IPoE）の切り替えを行う必要はありません。

どっちが簡単で、どっちが出費を少なくできるかは、考えるまでもないですね。

高速IPv6（IPoE）が使えるおすすめの光回線＜4選＞

それではAsahiNet光から乗り換えるにあたって、おすすめの光回線を4つ紹介します。

おすすめする光回線の条件

速度に定評がある光回線であること
簡単に乗り換えることができること
できるだけ安く使えること

「速度に定評がある」「簡単に乗り換えることができる」は当たり前ですが、最後の「できるだけ安く使えること」も重要ですよね。

そんな要望が全て当てはまる光回線を4つピックアップしました。

「携帯電話（スマホ）とのセット割引」を基準にして、4つの中から最適な光回線を選んでください。

光回線選びは、今や携帯電話に合わせるのがマストです。

おすすめの光回線の根拠としているのは、弊社の実績とオリコン満足度調査です。

・弊社の実績：速度に関してクレームが少ないもの（クレームが全くない光回線はありません）
・オリコン満足度調査：ランキングに入っているもの

上記に該当する光回線の中から厳選して紹介しています。

「私にとって1番最適なのはどれ？」など、インターネットの乗り換えに関する個別相談も承っております。

公式LINE@からお気軽にメッセージをお寄せください。

お使いの携帯会社（スマホ）から選ぶ

ドコモ：ドコモ光
au：So-net光プラス
ソフトバンク・ワイモバイル：ソフトバンク光
楽天モバイル：楽天ひかり
格安SIM・格安プラン：S o-net光プラス

ドコモ携帯ならドコモ光

携帯がドコモならドコモ光を選びましょう。

携帯とのセット割が使えるので、速いだけでなくオトクにネットが使えますよ。

ドコモ光とAsahiNet光の料金を比較

ドコモ光とAsahiNet光の料金を比較しましょう。

ドコモ光とAsahiNet光の料金比較
（ホームタイプ）


月額料金	5,720円	5,698円
ひかり電話	550円	550円

ドコモ光とAsahiNet光の料金比較
（マンションタイプ）


月額料金	4,400円	4,488円
ひかり電話	550円	500円

毎月の料金は一戸建てはAsahiNet光、マンションはドコモ光の方が安いです。

ドコモ携帯とのセット割がある

ただし、ドコモユーザーの方がドコモ光を利用すると、携帯のプランに合わせた割引が適用になります。

ドコモセット割引の割引額

契約プラン	割引額
5Gギガホプレミア 5Gギガホギガホプレミアギガホ 5Gギガライト/ギガライト（～5GB/～7GB）	1,100円
5Gギガライト/ギガライト（～3GB）	550円

※5Gギガライト/ギガライト（～1GB）、ahamoはセット割引の対象ではありません。

情報参照元：ドコモ

受付が終了しているプランを確認する（割引は適用）

ドコモセット割引の割引額

契約プラン	割引額
ウルトラシェアパック100	3,850円
ウルトラシェアパック50	3,190円
ウルトラシェアパック30	2,750円
ベーシックシェアパック	＜ステップ4：~30GB＞：1,980円＜ステップ3：~15GB＞：1,980円＜ステップ2：~10GB＞：1,320円＜ステップ1：~5GB＞：880円
ウルトラデータパックLLパック	1,760円
ウルトラデータパックLパック	1,540円
ベーシックパック	＜ステップ4：~20GB＞：880円＜ステップ3：~5GB＞：880円＜ステップ2：~3GB＞：220円＜ステップ1：~1GB＞：110円

情報参照元：ドコモ

家族でドコモを使っている人が多ければ多いほど割引額の合計が増えるので、非常にお得に使うことができるのです。

「通信費（自宅のインターネットとスマホ代の合計）」として比較すれば、ドコモ光の方が圧倒的にお得になります。

IPv6（IPoE）が使える

速さの決め手となる、IPv6（IPoE）が無料で使えます。

高性能無線ルーターが無料

IPv6（IPoE）を活かすことができる高性能無線ルーターも無料でレンタルできます。

わざわざ高いお金を払って購入する必要はありません。

「みんなのネット回線速度」でも200Mbps超えを連発

ドコモ光の時間帯別の平均速度（直近3ヶ月）

時間帯	下り	上り	Ping
朝	306.07Mbps	211.14Mbps	19.8ms
昼	281.93Mbps	211.92Mbps	18.91ms
夕方	243.06Mbps	197.85Mbps	21.32ms
夜	184.29Mbps	185.67Mbps	25.88ms
深夜	283.28Mbps	211.13Mbps	19.92ms

参照：ドコモ光の速度測定結果 | みんなのネット回線速度(みんそく)

＞＞回線速度の目

リアルタイムで通信速度を計測し、シェアすることができる「みんなのネット回線速度」という匿名の口コミサイトがあります。

多くの方から通信速度に関する口コミを見ることができるのですが、なんと200M超えを連発しているのです。

速度に関しては、申し分ないことがわかります。

訪問設定サポートが無料

ドコモ光は設定不要で簡単にIPv6のインターネットが使えます。

家に届いたルーターを設置するだけです。

それでも「こういうのは苦手だから全部おまかせでやってほしい」という方もいるでしょう。

そういった方でも、ドコモ光なら訪問設定サポートが無料で使えます。

安心して乗り換えることができますね。

今なら最大20,000円のキャッシュバック

公式のWEBサイトからドコモ光を申し込むことで、上記特典加えて最大20,000円のキャッシュバックがもらえます。

AsahiNet光の違約金が発生する場合は、無条件で20,000円もらえます。

dポイント2,000円分プレゼント

AsahiNet光からドコモ光への乗り換え特典として、dポイント2,000円分プレゼントキャンペーンも行っています。

乗り換えの翌々月に自動付与されますよ。

ドコモ光の申し込みはこちら

ドコモ光の申し込みはキャンペーン専用の窓口から行いましょう。

ドコモ光の特典

IPv6（IPoE）が使えるから速い
ドコモ携帯ならセット割が適用
高性能無線ルーターが無料
訪問設定サポートが無料
最大20,000円のキャッシュバック
dポイント2,000円分プレゼント

ドコモ光（GMO）：https://gmobb.jp/

今だけキャッシュバックあり

ドコモ光を申し込む＞

簡単1分で申し込み完了

まず先にドコモ光の受付だけ済ませておきましょう。

オペレーターからの折り返し連絡にて、乗り換えに関する確認があります。

一通り確認をした後でAsahiNet光のマイページにて事業者変更承諾番号を発行すれば大丈夫です。

Wi-Fiの森

AsahiNet光（朝日ネット）からドコモ光へ簡単・無料で乗り換える全手順を解説｜注意点・料金の比較も | Wi-… AsahiNet光（朝日ネット）からドコモ光へ乗り換える手順と手続きの方法 Webサイトからドコモ光へ仮申込みをする折返しの電話で手続き内容の確認をする AsahiNet光のマイ…

au携帯ならSo-net光プラス

携帯がauならSo-net光プラスを選びましょう。

携帯とのセット割が使えるので、速いだけでなくオトクにネットが使えますよ。

So-net光プラスとAsahiNet光の料金を比較

So-net光プラスとAsahiNet光の料金を比較しましょう。

So-net光プラス光とAsahiNet光の料金比較
（ホームタイプ）


月額料金	6,138円	5,698円
ひかり電話	550円	550円

So-net光プラスとAsahiNet光の料金比較
（マンションタイプ）


月額料金	4,928円	4,488円
ひかり電話	550円	550円

So-net光プラスに乗り換えることで、毎月の料金は少しだけ高くなります。

au携帯とのセット割がある

ただし、auスマホをお使いであれば、契約者も家族の方も携帯のプランに合わせて割引が適用になります。

auスマートバリューの割引額

契約プラン	割引額
ピタットプラン5G ピタットプラン4G LTE （新auピタットプランN）	1GBまで：対象外 1GB超～7GBまで：550円
使い放題MAX 5G ALL STAR パック使い放題MAX 5G テレビパック使い放題MAX 5G Netflixパック（P）使い放題MAX 5G Netflixパック使い放題MAX 5G with Amazonプライム使い放題MAX 5G 使い放題MAX 4G テレビパック使い放題MAX 4G Netflixパック（P）使い放題MAX 4G Netflixパック使い放題MAX 4G	1,100円
ピタットプラン 5G（s）ピタットプラン 4G LTE（s）	2GB超～20GBまで：550円
カケホ（3Gケータイ・データ付）	1,027円
タブレットプラン20	1,100円

引用元：auスマートバリュー

※povoはauスマートバリューの対象ではありません。

受付が終了しているプランを確認する（割引は適用）

auスマートバリューの割引額

契約プラン	割引額
新auピタットプラン	1GBまで：対象外 1GB超～7GBまで：550円
データMAX 5G ALL STARパックデータMAX 5G テレビパックデータMAX 5G Netflixパック（P）データMAX 5G NetflixパックデータMAX 5G with AmazonプライムデータMAX 5G データMAX 4G LTE テレビパックデータMAX 4G LTE NetflixパックデータMAX 4G LTE auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプランPro auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン20N auフラットプラン7プラスN auデータMAXプラン auフラットプラン30 auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン20 auフラットプラン7プラス auフラットプラン5（学割専用）	1,100円
auピタットプランN（s） auピタットプラン auピタットプラン（s）	2GBまで：550円 ※auピタットプラン（シンプル）の場合、 1GBまで割引対象外となります 2GB超～20GBまで：1,100円
データ定額1	1,027円
データ定額2／3 データ定額3cp ジュニアスマートフォンプランシニアプラン LTEフラットcp	1,027円
U18データ定額20	1,551円
データ定額5／8／20 データ定額5cp LTEフラット ISフラットプランF（IS）シンプル	1,551円 ※3年目以降は1,027円
データ定額10／13／30	2,200円 ※3年目以降は1,027円
データ定額1（ケータイ）	1,027円 ※3年目以降は1,027円
データ定額2／3（ケータイ）	1,027円
データ定額10／13（ケータイ）	2,200円 ※3年目以降は1,027円
LTEダブル定額 for Tab／Tab（i）（「ゼロスタート定額」）	1,100円
LTEフラット for DATA（m） LTEフラット for Tab／Tab（i）／Tab（L）	1,551円 ※3年目以降は1,027円

引用元：auスマートバリュー

あくまでも携帯代金からの割引とはなりますが、通信費全体で考えればauユーザーは大変オトクになります。

「通信費（自宅のインターネットとスマホ代の合計）」として比較すれば、So-net光プラスの方が圧倒的にお得になります。

キャッシュバックが40,000円ももらえる

さらにSo-net光プラスでは、大還元祭と称して最大40,000円ものキャッシュバックキャンペーンを実施しています。

利用開始から3ヶ月後と12ヶ月後の2回に分けて申請は必要ですが、合計で40,000円のキャッシュバックは絶対にお得です。

So-net光プラスのキャッシュバックについて

受け取り期間	金額	手続き用URL
利用開始から3カ月後の15日より45日間	30,000円	https://www.so-net.ne.jp/uketori/cb-info.html
利用開始から12カ月後の15日より45日間	10,000円

キャッシュバックについて

公式サイトのトップページには大々的に「60,000円」と表記されていますが、AsahiNet光（コラボ光）からの乗り換えの場合は40,000円となります。

とはいえ40,000円であってもかなりお得なキャンペーンですので、このチャンスを見逃す手はありません。