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クラウドWiFi全20社を比較したおすすめはコレ|料金、速度、口コミまとめ【2021年3月5日更新】※在庫確認済み
【2021年3月5日更新】 4月からの新生活に加え、テレワーク拡大の影響で、多くのクラウドWiFi・ポケットWiFiで在庫切れが起きています。 弊社が直接確認した、現在在庫があり注文可能なクラウドWi ...
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この記事でわかること
- 2021年1月から始まった新しいポケットWiFi「ぷらすWiFi」の注意点がわかります
- 翌月の容量を事前にチケットで購入するという新しいスタイルのポケットWiFi
- オトクに見せかけて非常に危険なポケットWiFiなので気をつけましょう
「ぷらすWiFiって新しいポケットWiFi、オトクですよね!?」
私も「ぷらすWiFi」を知ったとき「これまでのポケットWiFiを全てひっくり返すくらいオトクかもしれない」と思いました。
画像参照:ぷらすWiFi公式サイト
ですが、色々調べていくうちに「全然オトクじゃないどころか、むしろ割高すぎる」ことがわかったのです。
さらに「知らずに使ってたら、かなり痛い目にあうな」と気づきました。
まずは「ぷらすWiFi」の主な特徴から。
ぷらすWiFiの特徴
- 回線はクラウドSIM(ソフトバンク、au、ドコモ)
- 30GB、60GB、100GBから好きな「チケット」を購入する
- データ容量の追加も可能
- 契約の縛りや解約違約金はない
「今月は30GBで足りるけど、来月はリモート会議が多いから100GBにしよう」といったかたちで、毎月データ容量を自由に変えることができます。
また、契約の縛りがないので、不要になったらいつでも気兼ねなく解約が可能です。
月額料金も2,580円/30GB、3,380円/60GB、3,780円/100GBと、縛りがない契約としては割高ではありません。
ここまでの情報だと「とてもオトク」に見えるのですが、そうは問屋が卸ろしてくれませんでした。
「ぷらすWiFi」について、色々と調べてわかったことをまとめました。
絶対に見逃せない5つの注意点・デメリットについても解説していますので、申込む前にぜひ確認してください。
ぷらすWiFi(公式):https://www.pluswifi.jp/
ココがポイント
「ぷらすWiFi」は携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、格安SIMなど)に関係なく使用することができます。
パソコンやテレビ、PS4やスイッチなどのゲーム機にもWi-Fi接続可能ですので、安心してご利用ください。
読みたいところからどうぞ
<当サイトのおすすめ基準>
他に代替がきかない商品を除いて、必ず他社製品と比較を行っています。
特に重要視しているのは「料金コスパ」「信頼性」「使い勝手」という3つのポイントです。
使い始めてから、
「もっと安いのあったじゃん!」「全然連絡がつかないんだけど!」「使い勝手が悪い!」
といったことがないように、契約後のことまでを考えて紹介するよう心がけています。
ぷらすWiFi みんなの評判・口コミをチェック
Wi-Fi全般の評価に厳しいTwitter(#ぷらすWiFi)にて、ぷらすWiFi評判・口コミをチェックしました。
ところが、まだ発売して間もないせいか、ぷらすWiFiについて発言しているものが一つも見つからなかったです。
今後新しい口コミが見つかり次第、更新していきたいと思います。
ぷらすWiFiの料金・スペック
画像参照:ぷらすWiFi公式サイト
「ぷらすWiFi」の料金・スペックを確認しておきましょう。
ぷらすWiFiの料金プラン
「ぷらすWiFi」の料金プランは「チケット制」という、他のポケットWiFiにはない新しいスタイルとなっています。
チケットをまとめ買いすることで割安になり、全部で4段階の料金が設定されています。
ぷらすWiFiの料金プラン | |||
データ容量 | 30GB | 60GB | 100GB |
1ヶ月分 | 2,580円 | 3,380円 | 3,780円 |
3ヶ月分 | 7,140円 (2,380円) |
9,540円 (3,180円) |
10,740円 (3,580円) |
6ヶ月分 | 13,080円 (2,180円) |
17,880円 (2,980円) |
20,280円 (3,380円) |
12ヶ月分 | 23,760円 (1,980円) |
33,360円 (2,780円) |
38,160円 (3,180円) |
()内は1ヶ月あたりの料金 |
ある程度の期間使うことがわかっている場合は、まとめて購入したほうが安くなります。
ただし、1ヶ月で使える容量が増えるわけではないので気をつけてください。
ぷらすWiFiその他の費用 | |
事務手数料 | 3,000円 (初回のみ) |
復帰開通事務手数料 | 3,000円 |
ルーター本体 | 19,800円 |
初月分 | 1ヶ月分 ※日割りになりません |
データ追加 | 290円~/1GB |
端末補償 | 月額680円 |
補償範囲 | 破損、故障、水没、バッテリー交換 (1年に1回まで2,000円でリファビッシュ品と交換) |
未加入時の弁済金 | 本体:19,800円 バッテリー:8,000円 |
ルーター送料 | 無料 |
発想までの日数 | 最短当日 ※土日祝を除く |
支払い方法 | クレジットカード、銀行振込 |
クーリングオフ (初期契約解除) |
8日以内 |
100GBってどれくらい使える?
1ヶ月に100GBあれば、どれくらい使えるのかの目安表をご覧ください。
データ通信量の目安 「1ヶ月100ギガでどれくらい使えるのか」 |
|
ネット検索 | 30万回 |
LINEのやりとり | 5,000万回 |
LINE通話 | 4,000時間 |
Instagramで画像・動画閲覧 | 100時間 |
Twitterでタイムライン更新 | 7万回 |
YouTube視聴 (標準画質「360p」) |
250時間 |
YouTube視聴 (高画質「720p」) |
150時間 |
Amazonプライムビデオ (高画質ストリーミング再生) |
165時間 |
Amazonプライムビデオ (高画質ダウンロード再生) |
540時間 |
Netflix (中画質) |
140時間 |
Netflix (高画質) |
33時間 |
GoogleMap | 15万回 |
ZOOM会議 | 150時間 |
参考:データ通信量の目安|DMMmobile、データチャージ容量1GBの目安を知りたい|au、通信量の目安|hi-ho、Netflixのデータ使用量、Amazonプライムビデオアプリ データ通信量どれくらい使うか検証、YouTubeアプリ データ通信量どれくらい使うか検証
これだけ使用できるのであれば、よほどのヘビーユーザーでない限り足りなくなるということはないと思います。

※30GBは1/3ちょっと、60GBは半分ちょっと、と考えてもらってOKです。
端末保証(あんしんぷらす)
端末の破損、故障、水没時に修理代を払う必要がなくなります。
端末保証オプション「あんしんぷらす」 | |
料金 | 月額680円 |
申し込み条件 | サービス申し込み時に同時加入 ※後からの加入や解約後の再加入は不可 |
保証対象 | ・取扱説明書及びその他の注意事項等の記載内容に従った正常な使用状態の下で機器が故障した場合 ・機器が破損した場合 ・機器が全損した場合 ・機器が水没した場合 ・バッテリーが劣化した場合 |
保証対象外 | ・お客様の改造による損害 ・使用による劣化や色落ち等 |
注意事項 | ※補償未加入時の交換費用は19,800円(本体)となります。 ※交換手数料として2,000円が必要になります。 |
ルーターは購入品になります。
心配な方は、端末補償オプションに加入することをおすすめします。
普段からスマホをよく落とす方は気をつけて欲しいですね。
ただし、モバイルルーターはカバンやポケットに入れたまま使うことが多いので、その辺りも含めてご検討ください。
なお、弊社では基本的に端末補償には加入しません。
ぷらすWiFiの違約金
「ぷらすWiFi」は、いつ解約をしても違約金がかかりません。
ただし、余ったチケットは返品できないので、気をつけましょう。
ギガの追加が可能
「ぷらすWiFi」の大きな特徴の一つとして、途中でギガを追加できることがあります。
これを「Dayチャージ」と言いますが、購入したチケットを使い切ってしまった場合に「1日だけ有効なデータ容量」もしくは「90日間有効なデータ容量」を別途購入することができるのです。
Dayチャージ | |
追加データ容量 | 料金 |
1GB | 290円 |
3GB | 320円 |
5GB | 380円 |
90Daysチャージ | |
追加データ容量 | 料金 |
1GB | 350円 |
5GB | 1,700円 |
10GB | 2,900円 |
スマホにインストールした専用アプリから購入をします。
有効期限は、期限日の23:59までとなっています。
Dayチャージの費用に関してはクレジットカードもしくはPayPalでしか払うことができません。
※銀行振込は不可。
モバイルルーターの仕様
「ぷらすWiFi」から購入するモバイルルーターのスペック(仕様)を確認しておきましょう。
ぷらすWiFiのモバイルルーター仕様 | |
機種名 | ![]() T6 (ぷらすWiFi Master Roam) |
サイズ | 110×64×15mm |
重量 | 130g |
最大通信速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbp |
Wi-Fi規格 | 2.4GHz:11b/g/n |
連続使用時間 | 15時間 |
同時接続台数 | 5台 |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
メーカー | TUGE http://jp.tugegroup.com/ |
一般的なクラウドWiFiのモバイルルーターと遜色ないスペックとなっています。
モバイルバッテリーにもなる
「T6」の特徴としては、モバイルルーターでありながらモバイルバッテリーにもなるところです。
ただし、元のバッテリーが4,000mAhとそれほど大きくはないので、「T6」のバッテリーが満タン状態であってもスマホ1回分のフル充電はできないと考えましょう。
※スマホをフル充電させるには5,000mAhは必要となる。
回線はドコモ、au、ソフトバンクの4G LTE
「ぷらすWiFi」は、ドコモ、au、ソフトバンクの4G LTE回線を使用します。
ただし、他のクラウドWiFi同様、ソフトバンク回線がメインでつながると考えて間違いないでしょう。
ソフトバンクの通信可能エリアはHP(https://www.softbank.jp/mobile/network/area/map/)にて確認することができます。
ココに注意
「ソフトバンクのスマホでないと使えない」という意味ではありません。
ドコモでもauでも格安SIMでもタブレットでもパソコンでもテレビでもゲーム機でも、関係なく使えますので安心してください。
ぷらすWiFiは海外でもそのまま使える
「ぷらすWiFi」のルーターは、海外へ持って行ってもそのまま使うことができます。
「Dayチャージ」用のアプリを使って、使う国に合わせたデータ容量を購入するだけでOKです。
国(エリア)によって料金が異なるので、お気をつけください。
8日以内の解約であれば事務手数料のみ
「ぷらすWiFi」はいわゆるクーリングオフ(初期契約解除)に対応しています。
そのため、ルーター到着後の8日目までに解約申請をすれば、事務手数料(3,000円)のみの支払いだけで即時解約することができます。
ただし、購入したモバイルルーターは返品ができないので気をつけましょう
解約という概念がない
「ぷらすWiFi」はチケット制なので、チケットを購入しなければ料金が発生することはありません。
そのため「解約」という概念がないのです。
使わないのであればチケットを購入しなければ良いだけであり、必要になったら再度チケットを購入するだけで使うことができます。
ココに注意
再度チケットを購入する際に、復帰開通手数料が3,000円だけかかります。
以上が「ぷらすWiFi」の料金やスペックでした。
続いては、公式サイトをくまなく調べ、運営会社に色々問い合わせをした結果わかった「ぷらすWiFi」の注意点・デメリットを確認していきましょう。
ぷらすWiFi 5つの注意点・デメリット
いざ申し込む前に「ぷらすWiFi」の7つの注意点・デメリットを必ず確認しておきましょう。
ぷらすWiFi 5つの注意点・デメリット
- 毎月10日までにチケットを都度購入しないといけない
- 10日を過ぎて再購入すると手数料が3,000円かかる
- まとめ買いして余ったチケットは返金できない
- モバイルルーターの購入費が高い
- 運営会社の実績がほとんどない
毎月10日までにチケットを都度購入しないといけない
チケットを1ヶ月分ずつ購入する場合は、翌月分のチケットを前月10日までに購入しないといけません。
そのため「1ヶ月終わって振り返ったら50GBしか使わなかったから、来月は60GBのチケットを買えばいっか」といったことはできません。
公式サイトでは「先月は60GB、今月は30GB、来月は100GB…といったニーズや状況に合わせてお使いいただける経済的にも計画的にも優しいWiFiです」とありますが、前月10日までに判断をしないといけないので、なかなか難しいといえるでしょう。
10日を過ぎて再購入すると手数料が3,000円かかる
もしも10日を過ぎてしまった場合、翌月分のチケットを買うことはできますが「復帰開通手数料」として3,000円払わないといけません。
「毎月使う量に合わせて~と思ってたら、うっかり10日過ぎちゃって結局3,000円も余計に払うことに…」といった未来しか見えません。
なおさら「ニーズや状況に合わせてお使いいただける経済的にも計画的にも優しいWiFi」なんて上手くはいかないでしょう。
まとめ買いも期限月に注意
そうなってくると、結局「◯ヶ月分まとめて買うか」となるわけです。
「縛りがない」ことを一つの魅力にしているのに、結局縛られてしまうことになります。
その上で、その◯ヶ月分のチケットが切れる月の10日までに翌月分以降を購入しないと、また「復帰開通手数料」が3,000円かかってしまいます。
チケットの有効期限のことで毎月毎月頭を張り巡らせないといけないというのは、非常に厄介事でしょう。
私なんかは比較的めんどくさがり屋なので、高確率で10日過ぎてしまう自信があります。
まとめ買いして余ったチケットは返金できない
まとめ買いしたチケットは返金できません。
「1年は使うかなぁ」と12ヶ月分を購入したけれど「8ヶ月で不要になった」場合、余った4ヶ月分をドブに捨てることになります。
100GBチケットの場合、1ヶ月分3,780円ですから、8ヶ月で30,240円です。
12ヶ月分まとめ買いだと38,160円になります。
差額8,000円ほど無駄にしてしまうわけです。
とはいえ、毎月毎月チケットを買い直すのも非常に面倒でもあります。
つまり、このチケット制というのは「経済的にも計画的にも優しくない」と言えるでしょう。
モバイルルーターの購入費が高い
「ぷらすWiFi」で使用するモバイルルーターは、19,800円で購入しないといけません。
最近のポケットWiFiは無料レンタルが主流ですので、最初に19,800円も出して購入するというのは非常に金銭的負担が大きいです。
それこそ短期間だけ利用しようと考えていた人にとっては、非常に高いハードルと言わざるを得ません。
短期間だけ使いたいのであれば、ルーターを無料でレンタルしてくれる別のポケットWiFiを選んだ方が良いでしょう。
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運営会社の実績がほとんどない
画像参照:プレシャスログ株式会社
「ぷらすWiFi」を運営しているのはプレシャスログという2020年11月に設立されたばかりの会社です。
実績はほとんどないと言って良いでしょう。
ポケットWiFiを利用する際に、どういった会社が提供しているのかを調べるのはもはや当たり前となっています。
大炎上した「どんなときもWiFi」で痛い目にあった方であれば、その意味がよくわかることでしょう。
無制限を謳いながら25GBで勝手に制限をしていたり、総務省より行政指導を受けたりなどで大炎上しサービスが終了となった「どんなときもWiFi」
過去に実績のある会社が始めた新しいサービスであれば良いですが、設立したばかりの会社が始めたサービスは、ある程度様子見が必要です。
ある日突然サービスが終了してしまうリスクだってありますよ。
以上が「ぷらすWiFi」の注意点とデメリットでした。
上記の内容をしっかりと把握してから申し込むようにしましょう。
結論:チケット制は手間ばかりでメリットなし、ルーター代も高すぎる
「縛りなし」「違約金は不要」というのは確かに嬉しいです。
ですが、あまりメリットのない「チケット制」のため、結局手間ばかり増えてしまっています。
また、モバイルルーターを19,800円も出して購入しないといけませんので、最初に払うお金が大きすぎるのも問題です。
「縛りなし」「ルーターは無料でレンタル」できるポケットWiFiが他にありますので、そちらからお選びいただいた方が料金的にも使い勝手としてもメリットが大きいでしょう。
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これから申し込みを検討していた方は、よく考えてからにしましょう。
ぷらすWiFi(公式):https://www.pluswifi.jp/
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なる早で返答させていただきます。
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