この記事でわかること
- パソコンに詳しくない人向けに失敗しない選び方を教えます
- 動画を見たり、ワードやエクセルを使う程度であれば、SSD搭載のパソコンなら何でもいい
- CPU、メモリ、ストレージについてわかりやすく解説もする

パソコンってどう選べばいい?何を買えばいい?
オンラインゲーム、動画の編集、イラストの作成といった専門的な作業を行うわけじゃないと思うから「SSD搭載のパソコン」買っておけば何でもいいよ。


SSD?なにそれ?
簡単に言えば、早く動くパソコンってこと。


へー。メーカーとかってやっぱり富士通がいいの?海外メーカーはやめたほうがいい?
ぶっちゃけどこでも変わらないけど、日本メーカーの方が無難かもね。

Windows7のサポートが終わるタイミングで友人からパソコンについて相談を受けました。
この友人は「ネットで動画見るくらい。ワードとエクセルは使う。でも、その程度」とのことでしたので、最終的にマウスコンピューターの一番安いノートパソコンをおすすめしておきました。
もちろんSSD搭載のものです。お値段78,800円。
初期設定のサポート(10,500円)を付けていたので、合計は89,300円でした。
同じようなパソコンを家電量販店で購入してサポートもお願いすると、なんだかんだで15万円前後になるのでとってもオトクに買えたと思います。
※上記の価格は購入当時(2020年2月)のものです。
同等機種のレビューはこちら。
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さて、私の友人のように「難しいことはしない」「でも動きは早い方がいい」といった方であれば、「SSD搭載のパソコン」を購入しておけば大丈夫です。
間違っても「HDDのパソコン」を購入してはいけません。
家電量販店で「こちらが一番新しいモデルのWindows10のパソコンですよ」と店員さんに勧められても、それが「HDDのパソコン」であれば購入するべきではないのです。
ウキウキ気分で開封したものの、立ち上がりの遅さに返品を考えることでしょう。
メモリやCPUのレベルは気にしなくていいです。安いもので大丈夫。
「SSD搭載のパソコン」とは何なのか。
それ以外に気をつけるべきことはないのか。
メーカーの良し悪しはないのか。
「CPUやメモリ、ストレージとかって専門用語を言われてもわからない!」という方向けに、わかりやすく解説したいと思います。
マウスコンピューター(公式):https://www.mouse-jp.co.jp/
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パソコンを購入する際に知っておきたい3つのこと
パソコンを購入する場合に、最低でも知っておいてほしい3つのことについて解説します。
パソコンを購入する際に知っておきたい3つのこと
- CPU(シーピーユー)
- メモリ
- ストレージ
これらはどんなパソコンにも搭載されているパーツの名称です。
とにかくこれだけ覚えておけば大丈夫なので、頑張って覚えましょう。
デスクトップパソコンを使って、パーツの見た目を説明しておきます。
ぼんやりとわかる程度で大丈夫なので、知っておくといいですよ。

※デスクトップパソコンの本体
※カバーを開けた状態
※それぞれのパーツが組み込まれている
※ファンの下にCPUが隠れている
※CPUは4cm×4cm程度
※グリースを拭くと、こんなにキレイ
CPUを実際に取り外す機会はまずないでしょう。
こんな小さな部品が何万円もするんですよ。
※こちらはメモリ
デスクトップパソコン用なので、サイズが大きめ。
ノートパソコンの場合は半分の大きさです。
多くのパソコンが2枚まで入るようになっています。
※こちらはストレージ(HDD)
パソコンによっては、2.5インチという小さいHDDやSSDが入っています。
昔のデスクトップパソコンは、どれも写真と同じような3.5インチの大きくて重たいHDDですね。
実物を見ておくと理解度が増すと思います。
CPUを外す機会はまずありませんが、メモリとストレージは比較的簡単に交換が可能です。
興味があれば、いつか挑戦してみてください。

それでは、パソコンの選び方の説明に戻ります。
まずは、この3つ「CPU」「メモリ」「ストレージ」の意味を簡単でいいので覚えてほしいです。
CPU(シーピーユー):パソコンの賢さ
CPUはパソコンの賢さを左右するパーツです。
値段の高い(性能が高い)ものを積んでいると「同時に複雑な作業をするときでも快適に動く」ということになります。
安い(性能が低い)ものだと「同時に複雑な作業をすると動きが鈍くなる」ということです。
ただし、「YouTubeで動画を見る」「たまにネットショッピング」「ワードで書類作成」といった程度のことしかしないのであれば、値段の高いCPUが搭載されている必要性は全くありません。
一番安いもので大丈夫です。安心してください。
その理由は、後ほど説明します。
もっと詳しく:CPUの種類
CPUを作っているメーカーは主に2つ。Intel(インテル)とAMD(エーエムディー)です。
それぞれ似たようなCPUを作っていて、市販のパソコンには必ずどちらかのCPUが入っています。
ざっくり言うと、それぞれ5種類のCPUを作っていて、高いもののほうが賢い(性能が高い)です。
CPUのざっくり説明 | ||
性能 | Intel | AMD |
高い | Core i 9 | Ryzen 9 |
↑ | Core i 7 | Ryzen 7 |
Core i 5 | Ryzen 5 | |
↓ | Core i 3 | Ryzen 3 |
低い | Celeron | Athlon |
※Core i 9(コアアイナイン)、Celeron(セレロン)、Ryzen 9(ライゼンナイン)、Athlon(アスロン)と読む。
なんか色々あるんだね、と思っておいてもらえればOKです。

メモリ:作業台の広さ
メモリは「作業台の広さ」と例えられることが多いです。
机は広いほうが作業しやすいですよね。
メモリの容量が大きければ大きいほど、作業台が広い(つまり、同時に色んな作業ができる)と思ってください。
メモリの容量は「GB」という単位で表します。
「このパソコンには4GBのメモリが積まれています」のような言い方をするのです。
先程のCPUと少し似ているのですが、一番の違いは「たくさんメモリを積んだとしても、性能の低いCPUでは動画の編集はできない」ということです。
ざっくり言うと、動画の編集って難しいですよね?だから賢くないとできません。
つまり、性能の良いCPUを積む必要があるわけです。
ただ、たとえ賢くても、作業スペースが狭いと効率が悪くなってしまいます。その作業スペースに該当するのがメモリになります。
ちょっと難しく感じたかもですが、なんとなく理解していただければ幸いです。
もっと詳しく:メモリのメーカーや種類
メモリにも一応メーカーと種類があるのですが、こだわる必要はありません。
というより、市販のパソコンにメモリのメーカーまで記載されていることはありません。
おそらく「メモリの種類」は記載されていますが、それすら無視して大丈夫です。
メモリで気にするべきなのは「大きさ」だけです。
もっと詳しく:メモリの大きさ
一般の方であれば「何GBのメモリを積んでいるか」だけを把握すれば問題ありません。
メモリは2GB→4GB→8GB→16GB→32GBという形で増えていきます。
今売られているパソコンで2GBはありえないので、最低でも4GBからになります。
4GBでも足らなくはないのですが、8GBあると優秀ですね。
16GBや32GBも必要ないので、店員さんに「このパソコンは16GBも積んでいるんですよ!」と言われたとしても「そんなに必要ないです」と断ってください。
ストレージ:データやシステムを保存する箱
最後に一番大事なストレージについて説明します。
ストレージというのは「様々なデータやシステムを保存する箱」です。
メモリ同様に「保存できるサイズ」を「GB」の単位で表します。
サイズが大きいほうが、たくさんのデータを保存することが可能です。
パソコンのストレージとして使われるものとしては「HDD」と「SSD」があります。
従来は「HDD」が主流でしたが、今の時代は「SSD」のものを選ぶべきです。
なぜなら「SSD」の方がパソコンの動き(システムを読み書きする速度)が早いからです。
パソコンを買いに行くときは、ストレージが「HDD」なのか「SSD」なのかを必ずチェックして、「SSD」のパソコンを購入するようにしましょう。
もっと詳しく:SSDは100GB~200GBあれば十分
これまでのパソコンは「HDD」を積むのが当たり前でした。
「HDD」は大容量のものでも安価なのが人気なのですが、動きが遅いため今の時代には合いません。
それこそ1,000GBとか2,000GBもの大容量HDDを搭載いたパソコンがありますが、そんなに必要とする人はごく一部の人だけでしょう。
ほとんどの人が100GB~200GB程度あれば十分足ります。
もっと詳しく:大容量のSSDは少し高い
そもそも大容量の「SSD」は「HDD」に比べて少し高いです。
例えば1,000GBで比較すると「SSD」単体での価格は10,000円ほど、「HDD」なら5,000円ほどで購入可能です。
その差額分がパソコンの値段に影響しています。
ですが100GB~200GB程度であれば大きな差はありません。
大容量のストレージが必要な方は、別途外付けHDDを購入するのが正解です。
一眼レフで撮った写真を大量に保存したい、ビデオカメラで撮った動画を保存したい、といった方でない限り100GB~200GBもあれば十分です。
安心してください。

以上が、パソコンを購入する際に知っておきたい3つのことでした。
パソコンを購入する際に知っておきたい3つのこと
- CPU:性能の低いもので十分
- メモリ:4GB~8GBあれば十分
- ストレージ:SSDで100GB~200GBあれば十分
なぜCPUは性能が低くても問題ないのか
理由は簡単です。
ストレージをSSDにすることの方が、パソコンの動きをよっぽど早くしてくれるからです。
CPUの性能を良くしても体感できない
おそらく、ほとんどの方がCPUの性能を体感できません。
ネット検索や動画の視聴、ワードやエクセルを使う程度であれば、高価なCPUの性能を活かしきれないからです。
HDDをSSDに変えた方が劇的に変わる
むしろ、ストレージをSSDにするほうが速度が劇的に速くなります。
特に目立つのがパソコン起動時の速さ。
HDDとSSDで1分以上の差が出ることもあります。
逆をいえば、それくらいHDDだと動きが遅いということです。
CPUを良いものにする方が高くつく
HDDを選んだ方が安いですが、SSDとの差額はせいぜい5,000円~10,000円程度。
逆に、CPUを1つ上のランクのものに変えようとすると30,000円前後高くなります。
それなのに、体感速度はほとんど変わらないため、多くの方ががっかりするでしょう。
これがCPUにこだわる必要がない理由です。
そんなことよりも、SSDのパソコンを選ぶようにする方が絶対に大事なのです。

パソコンメーカーによる違い、メリットとデメリット
NEC、富士通、東芝、Panasonic、マウスコンピューター、DELL、レノボ、acer、ASUS。
家電量販店でパソコンを購入しようと思うと、だいたいこれらのメーカーの中から選ぶことになると思います。
パソコンにあまり詳しくない方は、無難に国内メーカーにしておきましょう。
海外メーカーのデメリット①:サポートが日本人でない場合が多い
海外メーカーをおすすめしない理由は、サポートが日本人でない場合が多いからです。
何かあった場合に電話をかけても、外国の方だと話が思ったように通じない、そんな経験ありませんか?
困ったときに電話をするのに、話が通じなくて困ってしまう。というなんとも悲しいことになりかねません。
海外メーカーのデメリット②:不具合が多い(経験則)
これはあくまで経験則ですが、海外メーカーのパソコンは不具合が多いです。
理由は簡単で、メーカーオリジナルのシステムが組み込まれていることが多く、どうもそれの相性がよろしくないことが多々あります。
あくまでも経験則に基づく話ですが、DELLとレノボはよくありますね。
国内メーカーのメリット:サポートが日本人
やはりパソコンに疎い方からすると、何かあった場合のサポートは日本人の方が助かると思います。
あまり電話をかける機会は少ないかもしれませんが、万が一に備えることは良いことです。
国内メーカーのデメリット:海外メーカーに比べると高い
国内メーカー製品は、どうしても海外メーカーよりも高くなりがちです。
同じような性能だと、1~3万円ほど差が出る場合がありますね。
何かあった場合の安心を買ってると思えば、安いとは思いますけどね。
以上の観点から、私は個人的に国内メーカー品をおすすめしています。
安くてサポートが強い国内メーカーパソコンならマウス
ということで、冒頭の私の友人におすすめしたマウスコンピューターのパソコンであれば、国内メーカー品でありながら低価格を実現しています。
不要なソフトも入っていないため、不具合が起きる可能性は他社と比べて低いです。
自分にあったパソコンにカスタマイズできる
マウスコンピューターのパソコンは一部の家電量販店でも取り扱いがありますが、WEBサイトからの購入がおすすめです。
理由は簡単で、自分にあったパソコンにカスタマイズすることができるから。
市販のパソコンは、すでに決まった形で構成されてしまっているので、CPUやメモリを自由に選べません。
また、必要のない機能が付いていて、その分高くなってたりします。
家電量販店には既製品しか売っていない
先程紹介したようなCPUがCeleronで、メモリは4GB、それでいてSSDを積んでいるパソコンは、家電量販店ではなかなか売っていません。
家電量販店で売っているパソコンは、Celeronなどの値段の安いCPUにしょうとするとHDDになってしまうことがほとんどです。
そして、SSDを積んでいるパソコンを選ぼうとすると、Core i 5やCore i 7など、上位スペックの値段の高いパソコンになっていまいます。
結果として、必要以上に性能も値段も高いパソコンになってしまい、希望通りのパソコンではなくなってしまうわけです。
唯一の国内製造パソコン
実はNECも富士通も東芝も、パソコン自体は海外で作っています。
日本国内で実際に作っているのは、マウスコンピューターだけなのです。
なので、品質面には絶対の自信を持っています。
24時間365日の電話サポート
国内メーカーを選ぶメリットとしても紹介した電話サポートですが、なんとマウスコンピューターは24時間365日対応しています。
「夜中に急に電源が入らなくなった」などといったトラブル時でも、いつでも安心して頼ることができるのがマウスコンピューターの強みです。
以上がマウスコンピューターをおすすめする理由です。
弊社でも多くのお客様にマウスコンピューターのパソコンを紹介していますが、みなさま快適に使われています。
嬉しい限りですね。
今マウスコンピューターで買うならこれがおすすめ
シーズン毎に商品が入れ替わりますので、モデル名で伝えてしまうと売り切れてしまっているかもしれません。
あくまでスペックで紹介しますので、その時々で該当するパソコンを選んであげてください。
デスクトップパソコンの場合
デスクトップパソコンのおすすめ
- スリム型かミニタワー型
- CPU:CeleronかAthlon
- メモリ:4GB~8GB
- ストレージ:SSD100GB~200GB程度
- 光学ドライブ:DVDもしくはブルーレイ(必要に応じて選択)
- 無線LAN:必要に応じて(有線LANでネットつなげるなら不要)
- モニタ:23型(自宅にあれば不要)
- オフィス:必要に応じて選択
上記スペックのデスクトップパソコンが、今なら39,800円~用意されています。
カスタマイズで、SSDやメモリを増やしたり、サポートの有無を選ぶことができます。
マウスコンピューター(公式):https://www.mouse-jp.co.jp/
ノートパソコンの場合
ノートパソコンのおすすめ
- 15.6型(インチ)モデル
- CPU:CeleronかAthlon
- メモリ:4GB~8GB
- ストレージ:SSD100GB~200GB程度
- 光学ドライブ:DVDもしくはブルーレイ(必要に応じて選択)
- 無線LAN:標準搭載
- オフィス:必要に応じて選択
上記スペックのノートパソコンが、今なら59,800円~用意されています。
カスタマイズで、SSDやメモリを増やしたり、サポートの有無を選ぶことができます。
マウスコンピューター(公式):https://www.mouse-jp.co.jp/
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まとめ:SSD搭載のパソコンを買うべし
SSD搭載のパソコンを買っておけば間違いない人のタイプ
- インターネットで検索をする
- YouTubeなどの動画を見る
- ネットショッピングをする
- 音楽を聴く
- ワードやエクセルで書類を作る
- ブログを書く
上記の使い方がメインの方は、SSD搭載のパソコンを買っておけば間違いありません。
CPUやメモリはあまりこだわる必要はないので、無駄に高いパソコンを買わされないように気をつけましょう。
マウスコンピューター(公式):https://www.mouse-jp.co.jp/
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