<CAUTION>
本記事で紹介している一部のクラウドWiFiには、新規の受付を停止しているものもあります。
(例)Mugen WiFi、どんなときもWiFiなど
この記事でわかること
- 各社から発売されているクラウドWi-Fiは無制限ではない
- おおむね300GB前後で制限がかかる
- 家でずっと動画を見たりするなら光回線を引くべき
「クラウドWi-Fi系は無制限と聞いていたんですが、嘘だったんですか?」
ポケットWiFiと言えばずっとWiMAXの一強でした。
ただし、WiMAXは3日で10GB以上使うと、翌日18時~2時まで速度が低下します。
それでも、上手に使えば月に100GB前後は使えるということで、かなり評判は良かったです。
そんな中、2019年3月に発売が開始されたのが「どんなときもWiFi」。
キャッチフレーズは「無制限」「ギガ使い放題」でした。
疑心暗鬼の中、実際に契約して使ってみると、たしかに制限がかからない。
毎月100GBでも200GBでも使える。
しかも、LTE回線を使用しているので、駅でも地下でも田舎でもつながる。
※WiMAXは駅や地下や田舎だとほとんど圏外。
ネットの口コミを見ても、速度も悪くなく、こぞってWiMAXから乗り換える人が続出しました。
参考記事:WiMAXからどんなときもWiFiに乗り換える人が続出している問題
この「どんなときもWiFi」で使われているシステムが「クラウドWi-Fi」と言うもの。
キャリアのLTE回線をクラウド上で管理することで、ギガの無制限を実現していたのです。
「どんなときもWiFi」の成功を皮切り、様々な「クラウドWi-Fi」サービスが生まれました。
各社のクラウドWi-Fiサービス
いわゆる価格競争が始まり、現在もっとも安く使えるクラウドWiFiは「Mugen WiFi」となっています。
ところが、2019年末頃からとある疑惑が浮上しました。
「本当は制限があるのではないか?ギガ使い放題は嘘ではないのか?」
結論から言います。
各社、事実上ギガの上限があると言えます。完全に使い放題ではないと考えるのが妥当です。
公式サイトで明記している会社もあれば、明記していない会社もあります。
そのためこのような表現をしていますこと、ご理解ください。
現在、わかっているギガの上限がこちらです。
各社クラウドWi-Fiのギガ上限 | |
サービス名 | ギガ上限 |
どんなときもWiFi | 300GB~600GB(口コミ) |
よくばりWiFi | 300GB~600GB(?) |
めっちゃWiFi | 300GB~600GB(?) |
Mugen WiFi | 300GB~400GB(口コミ) |
hi-ho GoGoWiFi | 300GB~600GB(?) |
限界突破WiFi | 1日5GB~10GB(公式サイト) |
どこよりもWiFi | 300GB~600GB(口コミ) |
クラウドWiFi(東京) | 100~150GB(口コミ) |
WeBe!WiFi | 1日5GB(公式サイト) |
THE WiFi | 300GB~400GB(口コミ) |
(2020年5月7日更新)
クラウドWi-Fiのギガ上限について、私なりの見解をお伝えしたいと思います。
ポケットWiFi選びの参考にしていただければ幸いです。
300GBもあれば、ほぼ使い放題と言える
たしかに「無制限」「ギガ使い放題」を謳っていたにも関わらず、「実は上限300GBです。」と言われてしまうと「騙された!」と思うかもしれません。
ですが、よく考えてみてください。
1ヶ月で300GBです。毎日10GBです。
これは、かなり使い込まないと届かに数字ではないでしょうか?
また、これまで主流だったWiMAXが「3日で10GB超えると翌日18時~2時まで制限がかかる」ことを考えれば、天と地ほどの差があると私は思っています。
スマホの平均使用量は1ヶ月5.7GB
少し古い情報ですが、2018年10月にMM総研から発表された集計結果によると、スマホの平均使用量は1ヶ月5.7GBでした。
■ スマートフォンの月間データ通信量は平均 5.70GB、中央値 3.00GB(ギガバイト)
さらに、約6割のユーザーが3GB以下であり、8割近いユーザーが5GB以下となっています。
平均データ通信量は5.70GB(ギガバイト)、中央値は3.00GBとなった。(中略)
月間通信量は「1GB」23.8%、「2GB」19.8%、「3GB」14.2%となり、57.8%のユーザーが3GB以下の通信量となった。
なお、「5GB」までの累計では約75.2%を占めた。
もちろんこれは、ある程度節約を意識していたり、自宅のWi-Fiを使っているからではあります。
とはいえ、いきなり月に100GBや200GB使うようになるのかと言えば、それはかなり極端な話ではないかと思います。
SNSやスマホゲーム、LINE通話などでは1日10GBもいかない
インスタグラムやTwitterなどのSNS、ポケモンGoや荒野行動などのスマホゲーム、LINE通話などのアプリであれば、1日10GBいくことはまずありません。
こういった使い方をメインとしている方は、それこそ無制限に使えると言っても過言ではないでしょう。
動画視聴時には注意が必要
「無制限のポケットWiFiだから気にしないでいいや」という気持ちもわからなくはないです。
ですが、特に動画の視聴時には気をつけたいもの。
例えば一番人気のVODサービスである「Amazonプライムビデオ」。
こちら、スマホで視聴するのであれば、わざわざ最高画質にする必要はほとんどありません。
高画質でもかなりキレイだからです。
また、可能であればダウンロードしてから視聴するようにするだけで、かなりギガを節約することができます。
ダウンロードしておけば、ネットがつながらない場所でも視聴することができるわけですから、物は使いようですよね。
Amazonプライムビデオの消費ギガ | ||
ストリーミング | ダウンロード | |
最高画質 | 1時間で約5.8GB | 1時間で約0.9GB |
高画質 | 1時間で約1.8GB | 1時間で約0.6GB |
中画質 | 1時間で約0.6GB | 1時間で約0.3GB |
オンラインゲームをやりたいなら光回線を引くべき
また、ポケットWiFiは所詮ポケットWiFiです。
速度にも限界があります。
より快適にオンラインゲームをしたいのであれば、やはり光回線を引くべきでしょう。
それこそ、家でネットを使う機会が圧倒的に多いのであれば、ポケットWiFiのメリットはほとんどありません。
光回線であれば、速度もギガも気にせずに遊ぶことができますよ。
参考記事:一人暮らしにおすすめの安くて速い光インターネット回線はコレ|自宅Wi-Fi
1ヶ月で300GB以上使うような方は、おそらく家で動画をずっと見ていたり、ゲームをしている場合が多いのではないでしょうか。
自分の使い方に合わせて、ポケットWiFiにするべきか、光回線を引くべきか、検討したほうがいいでしょう。

弊社おすすめのクラウドWi-Fi
弊社に入ってきているユーザーの声、ネット上の口コミ、実績や料金などをふまえた上で、おすすめのクラウドWi-Fiを紹介します。
月額3,480円、3年目以降の違約金がない「THE WiFi」
弊社で1番人気があるのが「THE WiFi」です。
月額3,480円は、他のクラウドWi-Fiと同程度ですが、3年目以降の違約金がないことが人気の理由となっています。
口コミ値によると上限は300GB~400GBではありますが、速度の評判もよく、優秀なポケットWiFiと言えるでしょう。
THE WiFi(公式):https://www.smamoba.jp/thewifi/
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THE WiFiの評判は?おすすめ?ネット回線の専門家がメリットとデメリットを解説
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「THE WiFi」以外にもクラウドWiFiはあります。
ただし、多くのクラウドWiFiが在庫をきらしている状況です。
早急に必要な方は、お急ぎください。
参考:【毎日更新】まだ在庫があるクラウドWiFi(無制限ポケットWiFi)まとめ
まとめ:無制限ポケットWiFiは上手に使おう
「せっかく無制限って聞いたのに、節約しながら使いたくない!」
その気持もよくわかります。
わかりますが、そこはぐっと堪えて上手に使うしかないのではないでしょうか。
繰り返しますが、それでもほとんどのクラウドWi-Fiは1ヶ月で300GBも使えるのです。
一日平均で10GBも使えるわけですから、言うほど「理不尽」な容量でしょうか。
ドコモは最大でも60GBプラン(月額6,980円)しかありません。
ソフトバンクは最大50GBプラン(月額7,480円)しかありません。
auは使い放題プラン(月額7,480円)と称していますが、実際には3日で20GBという制限があります。
このあたりをしっかりと理解した上で、利用するようにしましょう。
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