モバイルWi-Fi

Mugen WiFiが新規受付停止に|クラウドWiFiは終了なのか?

Mugen WiFiが新規受付停止に|クラウドWiFiは終了なのか?

この記事でわかること

  • クラウドWiFiの中でも圧倒的な人気を誇っていた「Mugen WiFi」が新規の受付を停止した
  • 公式サイトには「コロナの影響で在庫の確保ができない」と書いてあるが、どうもクラウドWiFi自体の雲行きが怪しくなっている
  • これからポケットWiFiを申し込むのであれば、やはり「WiMAX」の方が安心かもしれない

本日(4月10日)21時頃、人気のクラウドWiFi(無制限ポケットWiFi)「Mugen WiFi」の新規受付が停止しました。

原因は「コロナウイルスの影響で、端末の供給ができなくなったため」とされています。

おそらく理由としては本当ではあるものの、ここ最近のポケットWiFi業界の動きを見る限り、どうも「クラウドWiFi」自体の存続を危ぶむ声が聞こえている

2020年になってからの主なクラウドWiFi

  • 2月中旬、どんなときもWiFiで通信障害が発生
  • 3月上旬~下旬、どんなときもWiFiの通信障害が多発
  • 4月3日、どんなときもWiFiが新規の受付を停止
  • 同日、hi-ho GoGo WiFiが新規の受付を停止
  • 4月10日、Mugen WiFiが新規の受付を停止

トラブルの始まりは「どんなときもWiFi」でした。

そして、この1週間で3社も新規の受付が停止しております。

こうなってくると、クラウドWiFi自体が「何かしらトラブルを抱えているのではないか」と思う人が出てきても不思議ではないでしょう。

「違約金無料で解約」「新規受付停止」の措置をとることになった「どんなときもWiFi」。

どんなときもWiFiは違約金無料で解約も可能となっている

クラウドWiFiの仕組みをおさらい

クラウドWiFiとは何か。

ルーター(端末)にSIMカードを直接挿すのではなく、システムサーバー側にSIMカードを用意。

ユーザーの利用環境に応じて、自動的に最適なSIMを提供する。それがクラウドWiFiです。

この画期的な技術により、大容量のデータ通信を使うことができるようになりました。

 

クラウドWiFiの懸念(キャパオーバー)

クラウドWiFiは開始当初から様々な懸念をされていました。

その1つが「本当に無制限に使い続けることができるのか」というもの。

「いくらサーバー側で最適なSIMを提供するとはいえ、元となるのは同じSIMカードである。であれば、いつか限界に達するのではないか?」

今回の「どんなときもWiFi」のトラブルについては、まさにこの状況に陥ってしまったと言えるでしょう。

「どんなときもWiFi」が公表しているところによると、はっきりと「キャパオーバー」と明記されています。

つまり「無制限」というのは実際には嘘で、上限がちゃんとあったことになるのです。

ココに注意

「hi-ho GoGo Wi-Fi」と「Mugen WiFi」はキャパオーバーで新規受付を停止したわけではなく、あくまで在庫切れが理由。

「どんなときもWiFi」のように通信障害が起きているわけではありません。

 

クラウドWiFi会社同士による共食い状態

少し表現が尖ってしまいますが、つまりは「クラウドWiFi会社同士によるギガの共食い状態」だったとも言えるかもしれません。

どこまでいっても提供元のキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)は同じです。

その限られた容量を各社で奪い合った形になっていたのではないでしょうか。

結果として、割り当てられた容量を超えてしまった「どんなときもWiFi」では通信障害が起きた。

同じ轍を踏まないために、「hi-ho GoGo Wi-Fi」や「Mugen WiFi」は限界に達する前に新規の受付を停止した、と考えられます。

hi-ho GoGo Wi-FiやMugen WiFiで「通信障害が起きている」という声は全く聞こえてきません。

※「300GBで速度が遅くなった」という声は一部から届いています。

 

今選ぶべきポケットWiFiは「WiMAX」なのか?

人気1位のWi-Fi「WiMAX」

ここまで「無制限ポケットWiFi」が浸透してしまった以上、今さら「WiMAX」では心もとないのは事実です。

ですが、これだけトラブルが立て続けに起きている以上、このまま「クラウドWiFi」を追い求めるのはリスクが高すぎると思います。

 

とはいえ「WiMAX」には「3日間で10GB使ったら、翌日の18時~26時まで速度が1Mbpsに低下する」という特殊な速度制限があります。

また、これまで全く通信障害が起きなかったわけではありません

そもそも全国どこでも使えるわけではなく、僻地や田舎では圏外になり、地下や建物内でも電波が届かないことが多々あります。

 

つまり、「クラウドWiFi」にも「WiMAX」にも、メリットとリスクの両方がついてまわるということなのです。

 

「クラウドWiFi」と「WiMAX」の比較

かなりぶっちゃけた「クラウドWiFi」と「WiMAX」の比較を行なっておきましょう。

「クラウドWiFi」と「WiMAX」の比較
  クラウドWiFi WiMAX
メリット ・LTE回線のため、全国どこでも繋がる
・月間で300GB程使える
・月額3,500円前後
・繋がるエリアでは速度が出やすい
・携帯とは違う電波を使うので、混線しにくい
・速度が低下しても1Mbpsは出る
・月額3,500円前後
デメリット ・通信障害が起きるかもしれない
・ある日突然1日◯GBまでになるかもしれない
・サポート体制が悪い会社が多い
・3日で10GBの制限がある
・全く使えないエリアがある
・地下ではほとんど繋がらない

 

つまり何が言いたいのかというと

「どっちもどっち」

「完璧なポケットWiFiなんて存在しない」

ということなのです。

 

WiMAXがエリア内ならWiMAX、エリア外ならクラウドWiFiか

WiMAXがエリアに入っているのであれば、正直WiMAXの方がいいでしょう。

速度が低下するとはいえ、1Mbps出ればYouTube動画くらいならなんとか見れます。

最低限の利用は保てるということです。

参考記事:WiMAXはどこで購入するのが正解?失敗しない唯一の方法を教えます

 

ですが、そもそもWiMAXがエリア外なら、もう選択肢はクラウドWiFiしかありません。

なるたけ「信頼できるクラウドWiFi」を選ぶようにするしかないでしょう。

 

とはいえ、なるたけ「信頼できるクラウドWiFi」というのも、正直なところ「使ってみないとわからない」のが現状ではあります。

会社の規模から言えば、GMO社の「ギガゴリWiFi」やスマモバ社の「THE WiFi」辺りが信頼度が高いわけですが、こればっかりはどうなるかわかりませんからね。

参考記事:無制限ポケットWiFi全13社を徹底比較

 

何を今さらと思うかもしれませんが、そもそもポケットWiFiというのはそういうものです。

どこでも繋がって、バシバシ速度が出るものというのは、通信システムの構造上なかなか作れるものではありません。

そんな中、追い打ちをかけるようにコロナウイルスの影響で、圧倒的にモバイルトラフィックが増えてしまった。

こういった状況下であるがため、残念ながら多少の我慢を強いられてしまうのが現状ということなのです。

「絶対に速度が必要なんだ。ギガが大量に必要なんだ。」という方は、光回線を引っ張るしかないでしょうね。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
Wi-Fiの森_管理人

Wi-Fiの森_管理人(ネット専門家)

家電量販店や訪問販売、携帯ショップにてネットの取次業務を10年以上やっていました。 現在はパソコンやネットのトータルサポート業をやっています。

もっと詳しく

-モバイルWi-Fi
-, , ,

Copyright© Wi-Fiの森 , 2020 All Rights Reserved.